ー最後と最期ー(宮本光の目線から) ~前編~
私はそのまま7人の人を当てた。
中には私に少し優しくしてくれたことがあった人も・・・いなかった。
どうでもよかった、りーちゃんの役に立てたなら。
私が生きている意味は、生まれてきた意味はりーちゃにある。
その意味を達成できたことがうれしい。
私は、存在してる・・・生きてる。
まだ、ここにいていい?
2組の人が当てられていく。
1組の人を当てていく。
「宮本、お前・・・化けモノだなっ俺らのことガチで殺す気だろ?このっ化物っ!!」
化物でいい。もう、何だっていい。
わからない、わからなくなっていく。
私って・・・誰?
ボールが飛んでくる。
嗚呼、今はそんなことどうでもいいや。
そう思いながらまたボールを投げる。
「ま、まこのっ」
声が響く、甲高い悲鳴が・・・。
「いのりっ」
響く・・・・響く・・・。
「澪、行けっ」
ボールが帰ってくる。ああ、これは危ないな。
私はそう判断すると硬直したままのりーちゃんを一瞬お姫様抱っこし位置をずらすと、自分もずれた。
「ひ、ひかっボールっ」
何時の間にか敵はボールを投げてきていた。
それをあっさりよける。
「りーちゃん、大丈夫?もうすぐ終わるからね」
優しく私は囁いた、それは・・・悪魔のささやきに似たものだろう。
「絶対負けない」
敵のただの悪あがき・・・。
勝てると知っていても絶対に手加減しない、これは天罰だよ。
リーちゃんという名の神が下す、天罰だ。
りーちゃんが私に”存在の意味”をくれた。
私は、りーちゃんを守るのだ。
そしてりーちゃんのそばに下劣な悪魔が私以外にいれば即座に消す。
そんなことを考えながら私はまたボールを投げた。
40部達成からの41部です。
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