ー当てると殺すー(康祐の目線から) ~後編~
横谷は険しい表情で宮本がいる方向に投げ帰した。
宮本は難なくキャッチする。
俺はその宮本のなんともいえない無表情を目にした。
なんでなんで無表情でいられるんだ?
普通女子なら田淵や慶永みたいにおびえて震えるんじゃないのか?
俺の考えが捻じ曲げられていく。
「私に投げ返してくるの?いいよ?投げてきなよっ」
「邪魔・・・」
「へっ?」
俺は宮本が確かに”邪魔”と言ったのを聞いた。
驚き宮本のほうを向いたとき宮本はもうボールを投げていた。
『ズドンッ』
直後すごい音が響く。
悲鳴が響く。
外野のまだ見学している女子はまとまってくっついている。
1組のやつらはまだなにが起こったのか理解できてないらしく硬直している。
2組のみんなは・・・宮本から遠ざかっていた。
田淵は唖然とした表情で1組のコートを見つめている。
「み、みーたん!!!!」
横谷の声が上がった。
俺は、ただ1組のコートを見つめていた。
「血・・・」
俺は狂ったようにその言葉を発する。
「み、みくっ」
「相沢っ」
「みーたん、みーたんっ」
1組のコートから流れてきた血はもう少しで2組のコートへ入ってきそうになっていた。
その血を辿って行けば・・・相沢が床に倒れていた。
「ボール1つでここまでできるんだっすっごーい、さすが欠けた人形だね」
あの男の声が響く。
俺はゆっくりと宮本のほうを見た。
狂気に満ちて笑っているのではなかった。
ただ宮本は1組のコートを無表情で見ていた。
「まだまだ続くのでヨロシクお願いしますね。
あ、りーちゃんのかわいいシーンも登場するかもしれませんから見逃さずに
見てくださいn」((殴
すいません、光ちゃんがついにあとがきに登場してしまいました。
これからもよろしくお願いしますね。




