ーみんなと自分ー(宮本光の目線から)
「あと4分だよー外野も2人決めてねー」
あの男の声がした。
さあ、誰からつぶそうか・・・フフッ。
淡く赤い目が周囲を見つめる。
夢の中ででさえも自由に生きられない。
そんな孤独と絶望と悲劇が淡く赤い見えない翼を輝かせる。
「ひか・・・死にたくないよ」
りーちゃんの不安そうな顔が私の方を見る。
「りーちゃん・・・死ぬことなんて絶対にないよ」
そう、りーちゃんが死ぬことなんて絶対にないの。
他の人が死ぬことはあってもね?
フフフッ、誰が私の本気に絶えられるかな?
他の人の声なんて届かない。
心にも頭にも耳にも・・・・。
「あと3分」
男の声はまた聞こえた。
1組が騒いでいるのにもやっと気づく。
他人と私の違いにも気がつく。
私は他人と違う・・・。
感覚も、なにもかも。
違うんだ、私は。
なんでなのかな・・・わかんないよ。
「あと2分」
あと2分で私のフクシュウの幕が開く。
さあ、始まれ・・・最高の殺し合いよ。
始まれ、早く。
欠けた心を満たせ・・・。
血の香り血の味、嗚呼また感じたい。
あの感覚を・・・。
時間よもっともっと早く早く過ぎろ。
「あと60秒」
1組の騒ぎも収まった。
発狂寸前の魂を抑えることもせず、私はただ時間が過ぎるのを感じていた。
光ちゃんが、光ちゃんが狂っていくー。
って感じです。
これからもよろしくお願いします(_ _)




