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6年2組悲劇の終焉物語   作者: 真咲 カナリア
~第一の物語~
22/42

ー命と冷静ー(宮本光の目線から)

誓いと裏腹に体がすごくつらかった。

オンラインゲームであるはずだけど、痛みがかなりすごい。


そんな時私の耳にある声が響いた。


「はーィ皆さんそろいましたかァ?

 ・・・・んっとちょっと減ったかなァ?うーん、そうでもないか」


あいつだ、白衣の男の声だ。

姿はない、危険だ。

今の状態が危険すぎる。


「でーは、今からちょっと簡単にゲームの説明をします」


周囲には男の声以外少しも音がしてない。

恐怖からの行動なのだろか。


でも、りーちゃんが危険だ。


「んっく、りーちゃん!」


私はどうにか起き上がろうとした。


「宮本!じっとしてろ」

「お願い!止めないでよ・・・私の1番はりーちゃんなの!」


止められた私はまた自我をなくしそうになる。


「もうちょっと自分を大事にしろよ!」


自分を大事に?そんなのどうでもよかった。

りーちゃんが大事なんだ、どんなものに変えても。


「ひか?やめて、じっとしてて・・・お願い!」


りーちゃんの声も聞こえる。

傷を負ったせいか、それとも銃声を聞いたせいか狂ってきている。


でも、1番はりーちゃんなんだ。

冷静さなんて保っていられない。


「へ?なん、で1番はりーちゃんなのに!」


私は何を口走っているのだろう・・・。

嗚呼、私はどうなるんだろう。


もう、狂っている。


「黙れよ!」


突然頭の中に叫び声が聞こえた。


自我をなくしそうになっていた私は我に帰る。

恐怖心からか、冷静さはなかった。


「・・・ごめん、私っなにしてんだろ」

「ひか、ひかはすごいね私をいつも守ってくれるね・・・ホントにありがとう

 でもねひとつお願いしていい?お願いだから今はじっとしててよ

 ひかは私が守るから、私もこう見えても強いんだよ?」


りーちゃんが優しく笑って言う。

りーちゃんはたまに頼もしく見える・・・。

強がってることくらいわかる。


りーちゃん、本当にありがとう。


「ひか?私もいるよ?」


何で、私に・・・・。


「なんで・・・・そんなに・・・」

「お前を嫌ってる奴なんかそうそういねーよ」

「お、俺・・・ごめん、なんかとっさに」

「裕也は間違ったことはしてない」

「俺もそう思う」

「マージ?俺照れるわあー」


みんなの声を聞いていると冷静さが戻っていった。

でも、強くならなきゃ・・・りーちゃんを守るんだから。








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