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ー天使と悪魔ー(宮本光の目線から)
「ひか!」
きれいな声が聞こえる。
自分の意思さえわからなくなってきている私の名前を呼んでくれるんだ・・・。
ふふ、おかしいな自虐思考になってきてる。
私らしくない・・・。
本当に、私らしくない。
所詮他人は他人だよ。
私をまた裏切るんだ。
りーちゃんだって、私と一緒に居たくないんじゃ・・・・。
そっか、迷惑なんだろうな・・・。
私はだれにも求められてないんだ。
もう嫌だよ、だれか私を殺して!
殺してよ・・・・。
「ひか?」
きれいな声・・・。
りーちゃんの声。
ねえ、リーちゃん私が死んだら私のことを覚えててくれる?
はは、そんなこと聞くなんて反則かな。
『りーちゃんが天使なら私は悪魔だね』って前言ったの覚えてる?
本当にそうだよね。
私は誰からもよけ物にされる悪魔だよ。
天使様の隣にいちゃだめなのかもしれないね。




