ー通常と異常ー(宮本光の目線から)
逃げ出したいそんな気持ちにもなってきて気分が悪くなる。
りーちゃんを助けたい、死なせたくない。
「うーん、今思ったけど人数多いね~」
舞台の上の男は平気そうにしゃべっている。
でも、私もなぜかおかしいように冷静でただ怖いという思いより・・・不安のほうが多きかった。
ただ、守れるか。それが問われているように。
「ん?宮本さんだっけ?なんで座らない?」
急に声をかけられたが私は冷静に答える。
「あなたこそ人を簡単に殺して、罪悪感を感じないんですか?」
人は口で勝負するとき初めに怒らせ次にキレる瞬間にバカにすると自然と悔しくなるものだ。
そう、本に書いてあったのを思い出す。
「ん?僕?感じないよ?」
「そうですか、頭が狂ってますね」
それを聞いて私は一瞬キレそうになった。
私がキレてどうするんだ!
りーちゃんは私の命、私が守るのは当たり前。
「君こそなんで座らない?」
舞台の上で堂々と立っている男も冷静だった。
「私ですか?なんでって守るためですよ希望を」
私は少し怒ってしまったせいか違うことを言ってしまった。
違う、ここは『なんであなたなんかに話さないといけないんですか?』と嫌味っぽく言うのがいいのに。
「希望・・・僕には視えないなァ」
「あたりまえです。私だけの希望です」
「それは君の後ろの田淵さんだね?知ってるよ。君は興味深いからいろいろ調べさせてもらったんだ!」
「・・・」
図星だった。
調べた?私の過去を?
「まあそれはまた~ゲームの中で話すことがあるのなら話そう!」
「・・・」
ムカつく。悔しい・・・。
「でも、座らないのは悪いことだと思うな~」
『パァン』
気付いた時には私の肩からは大量の血が出ていた。
部活が始まったので更新が少し遅れてしまいました。
すいません。
これから少しペースが遅れますがよろしくお願いします。




