43/47
第四十四話 うーん、霧、おそるべし(笑)
なし
それにしても
すごいながい、ながい稜線だ。
これは、たしかに
「着かない、つかない」
とぶつぶつ言うわけだわ。
知らないことがいいこともあるものだな(笑)
しかしながら、
すばらしい紅葉だが
その道のりのほとんどが
ささやぶか。
稜線の向こうから
白い霧があたりを覆いつくしてくる
うーん、また雨になるのか。
小屋のまわりに戻る。
気が付かなかった。
スキー場のリフトが
小屋のちょい先にある。
あんなに近くにあるのに
このあいだは
まったく見えなかった。
うーん、霧、おそるべし(笑)
なし




