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第三十二話 つきよの晩に、山頂への散歩(笑)
なし
明日の朝のために
食材をすべてなべに入れて煮込んでおく。
ゆっくり
ことことと煮込む。
まきがやわらかい火を作ってくれる。
ひと段落して
トイレに行きたくなって
外にでる。
うーん、
雨があがっている。
あれは、月だろうか。
明るい。
霧もはれたようだ。
うーん、月夜の晩か(笑)
山小屋の前から、はるかな街の光が
うっすら見える。
これは、もしかして
山頂から下界が見えるのではないか。
小屋にもどって
とりあえず
ご隠居に声をかける。
いびきしか聞こえない(笑)
登山靴をはきなおし
山頂に向かってみる。
月夜の散歩か(笑)
なし




