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第二十話 なぜ、おもしろ人間が次々登場するのか(笑)again
なし
「ええ、指をつめた」
ご隠居の素っ頓狂な声に
思わず、ビールを吹きこぼしそうになる。
ドラマじゃあるまいし。
なんなんですか。
しかも山小屋まで
ご隠居にかかってきた電話の主。
やんちゃな人の様で(笑)
ふんふんと事情を聴いて
かえすご隠居もすごい
「保険おりるぞ」
豪快に笑う。
そこで、わらうんですかいっ。
「保険屋に電話したか」
「診断書だせばいいからな」
ご隠居、
あなたは、なにものですか。
相手は
親指もだめだと思ったそうで
ご隠居
すかさず
「おれもだめだと思った」
とのたまう。
そこで笑わない。
病院に行ったら
いつもの名医がいなかった。
麻酔もよくきかず、痛かったそうで。
痛くて痛くて
何回もそれは「まずい」と
つぶやくご隠居(笑)
繰り返しますが、ここは山小屋です(笑)
なし




