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詩道とは何か?

詩人→過程が大事

作家→結果が大事

まずは、題名にもある詩道について説明します。

とらえ方としては、剣道や神道をイメージしてみて下さい。剣道は、身体や技術を鍛えることで、精神の強化にもつながる習い事です。試合に勝つことと同じくらい、いやそれ以上に鍛錬の過程がとても重要視されます。

神道しんとうはひょっとしたら聞き慣れない方もいるかもしれませんが、仏教→お寺に対しての神道→神社です。初詣に行ったり、合格祈願のお守りを手に入れたり、日常生活に根付いています。


これは個人的な考えになりますが、剣道をスポーツと言ったり神道を宗教と言ったりすることが少ないのは、それら単品で考えるのではなく、“日常生活の上にある”つまり普段の自分自身を豊かにすることと密接に結びついているからではないでしょうか?(本当は違うと思いますが、ここではそういう観点から見てみます。)

人生を道にたとえるなら、あくまでもその上にあって、一緒に歩いていくものではないでしょうか。


詩も同じように考えるのが、詩道です。


当たり前ですが、詩は書いていない時間のほうが長いです。しかし、その間も詩に対して向き合っているはずです。自分探しの旅と言うと格好いいですが、色々なことに触れたりして己を高めることで、新しく詩が書けます。

そしてその新しい詩は、今までに書いた詩の上に成り立っています。いきなりぱっと出来た、は絶対にありません。一つの詩に対して、全ての詩が関わってきます。

詩作を自己表現と併せて考えることが、今回の詩道の鍵となってきます。


言葉を機械的にとらえるのではなく、自分ありき、人ありきととらえます。

基本的には書き方メインなので自分についてが中心ですが、読み方や論じ方などもちょろっと執筆するつもりです。

“考え方の考え方”という言葉が好きなのですが、このエッセイを読んで、自分なりの詩に対する考え方のヒントになれば幸いです。


流れとしては、詩を書くサイクルの全体像を提示して、その後で個別に見ていきたいと思います。

『詩論』では主観的すぎたりして省いたものも、しっかりお伝えするつもりです。

詩作は習い事になりうるのか。

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