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みんなに見られるとなんだか自過剰になりやすい

前書き書くって言ったんでとりあえず書きます。


最近ルビ振りを意識し始めました!

そこに注目してみてください!

 …あぁ、エレナさん。めっちゃ見られてるよ……冒険者ギルドの中は右半分が受付をするような所で、これから仕事をするのか防具をまとった2人組と4人組が何人かいた。受付をするからなのか清潔感があった。


左半分は酒場のようになっていてゴロツキとは言わないが体格のいい、いわゆる体育会系と呼ばれるだろう類の4人組。まぁ僕の苦手な類の奴らと昼間っから酒を飲むような飲んだくれが2人ほどがいた。右のスペースに比べるとなんだか小汚かった。まぁこういう小洒落てない雰囲気が好きだと言う人も中にはいるみたいだが……


「おーい、受付係の……受付係の人ちょっとおねがいがあるんだけどー」


 なんで扉の前で大声出すんだ…ほらみんなガッツリ見てるよ…それに受付係の人の名前言えてないじゃん…エレナさんはいろんな人に見られている中なんの恥ずかしげもなさそうに受付係さんの方に向かっていく。当然僕はエレナさんの後ろについて行くしかないのだが…なんだか僕のことを見てヒソヒソ話しているような…もしかして変化の魔術が解けたのかも……被害妄想でなければ複数の人(女)がヒソヒソと僕の顔を見ながら話していた…もし悪口とか言われていたらちょっと立ち直れないかもしれないな。


「はいエレナさん。受付係のリナですが。手頃なクエストとか聞きに……あれ?後ろの方は?」


 受付係のリナさんが僕のことにきずき”初めまして”と業務的な会釈をしてきた。僕もつられて会釈をしてしまった。まぁ会釈をするのは悪いことではないと思うが。


「そうそう!この子フニルって言うんだけど冒険者登録して欲しいの!」


「はぁ構いませんが…」


 リナさんは”ほんとに冒険者になりたいんですか?”と思っているのだろう。僕のことをすごい変なものを見ているような顔になっていた。まぁそれもそうだろ…どんな本でも冒険者とは勇者を目指したりする明るい人が登場することが多い。僕は…まぁお世辞にも明るい性格とは言えないだろうし。


「……僕でもなれますか?」


「はい、一応問題ないですよ。今登録するためのものを持ってきますね」


 そう言ってリナさんは奥の棚から大きめな水晶を持ってきた。


「えーとこの水晶に右手で軽く触れてください。そうすると大体のステータスというものが出てきます。それでオススメの役職など紹介させていただきます。ちなみにそこのエレナさんは戦士という役職ですよ」


 リナさんは業務的な口調で説明する。あぁなるほど。前衛でよく動いたりする役職だからあんなに足が速いのか。僕はどんな役職になるんだろうな。そんなことを考えながらとりあえず右手で水晶に軽く触れる。すると水晶から霧のようなものでできたボードのようなものが出現した。そこには


 Lv12 HP123 MP23000


 スキル 怠惰 闇魔術(初級) 

と書かれていた。

 うん、初めてこういうの見たけどスキルの欄少ないな…あれ?リナさん、随分と驚いたような…もしかして魔族ってバレたかな…


「すいません。どうやったらこのLvでMPが23000も行くのですか…?異常過ぎませんか…」


「でしょでしょ!フニルってすごくない?」


「確かに……あの勇者パーティの魔術師様にも劣らない……千年に一度の逸材かもしれません」


「……えっと、そうなんですか」


 まぁ一応大魔王(父さん)の子だしな。魔王だしね…一応。それより僕って闇魔術使えるんだ。今度確認してみよう。


「えぇ、凄いですよ。ただレベルが低いのが残念ですが」


 そう言うとリナさんはFと書かれた茶色いプレートと黒いインクが着いたペンを出てきた。


「ここに名前を書いてください。一応決まりなのでFランクから始めていただきます。」


「……分かりました」


 そう言って僕はプレートにフニルと名前を書いた。


 これで僕は人間としての証明書を手に入れたのだった。

前書きの続きじゃないですが文章量を増やした方がいいとという意見を貰ったのでできる限り増やしてみようと思います!

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