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クレシア  作者: そると
1/2

彼女の名

初投稿になります。よろしくお願いいたします!

あの日私は誕生祭を楽しんでいた。

楽しんでいたのもつかの間。



運命は私を巻き込み、動き始めた。





あれから8年後。

ディディナス帝国クーレカの森。


ここには、とある船団の飛行艇があった。

周りにはたくさんの兵士たちと、侍女らしき人。


そして、まるで女神のような金色の長い髪を持つ少女がいた。

その隣には、秘書のような者がいた。


「クレシア様!そのような重たい荷物は兵にお任せしてください!」

「駄目よ、兵もこの間の襲撃だくたくたのはず、私が動かなくてどうするの」


話から少女はこの飛行艇で重要な役なのだろうとわかった。


「しかし、クレシア様は女でございますし…」


少女はにらみを効かせて秘書のような男をにらむ。


「私にそのような物言い、しないでちょうだい」


秘書のような男は怯んだのか、なにも言えない。


「わかったら下がって、この荷物は私が運ぶ」


秘書のような男を遮り、少女は荷物を黙々と運んでいった。


彼女こそ、本作の主人公。

クレシア=イルーニアスである。



「お姉さまー!」


クレシアは荷物を置き、声の主の方を振り返った。


「ミリア」

「先ほど、アスディラ様と喧嘩しておられましたでしよ?」


ミリア=イルーニアス。

クレシアの義妹である。

そして、アスディラとは先ほどの秘書のような大きな体の男だった。


「見ていたの?」

「まあ、アスディラ様がよくなさることですし、お姉さまもわかっていたようでしたので」

「あら、心外ね、私が怒ると期待していたの?」

「そ、そういうわけでは…」

「嘘よ、さあ、夕食の準備をしましょう」


クレシアをよろしくお願いいたします!

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