EP26 因果応報
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緑川綾乃を誘拐した黒い車はかなりのスピードで走った。
だが公道を走っている以上、いくつかの信号待ちに捕まる。
タクシーは少し遅れを取りながらも、見失うことなく黒い車を追っていった。
15分ほど走ったところで、車は停まった。
港湾倉庫だ。
車の中には男3人が乗っており、綾乃を囲むように車から出てくる。
スーツ男のほかの2人は筋骨たくましかった。
大柄なアロハシャツの茶髪と、金色のジャージを着た丸刈りだ。
綾乃の両腕を掴んだまま倉庫の一棟に連れていく。
4人を飲み込んだ倉庫のドアが大きな音を立てて閉まる。
その10秒後、辻獅堂はドアに手をかける。
カギは締まっていない。
そうっと1ミリずつ動かすように開けていく。
体一つ入る分スキマができると、音を立てないように忍び込んでいく。
「約束の30万円は振り込んだでしょ!」
綾乃の声だ。
「ええ、お嬢さん……」
スーツの男が低い声で答え、こう続ける。
「ですがあれは、前金でして。あと半分振り込んでいただかないと」
綾乃が拳を拳を握り締めて大きな声を出す。
「話が違うじゃない!」
スーツ男が言う。
「いえいえ、ちゃんとした商談です。お嬢様のお父様は確か緑川グループの会長様ですよね。高額所得者の方は別料金でして」
「そんなの払えるわけないじゃない!」
綾乃が叫ぶ。
スーツ男が、凄みを加えた声で言う。
「私たちはきちんと仕事をしたでしょう。ターゲットを襲撃して、殺さない程度に傷めつけた。指示通りに脅しもかけました。これを指示したのが誰かわかれば、困るのはお嬢様ですよ」
綾乃は黙り込む。
するとアロハの男が、綾乃へにじり寄る。
「現金で払ってもらえないようなら、別のもので払ってもらうしかないようだな」
凄みの効いた声だ。
丸刈りジャージ男が綾乃の後ろに回り込む。
そして彼女の手足を抑える。
「やめなさい!」
綾乃が叫んで逃れようともがくが、動くことができない。
ジャージ男は彼女をマットのそばまで引っ張っていき、あおむけに倒した。
そのまま、再び手足を抑えつける。
スーツ姿の男がビデオカメラを回し始めた。
アロハ男が、綾乃の白いブラウスの胸元を乱暴にはだけさせる。
シャツのボタンが弾け飛ぶ。
白く清楚なブラジャーが包む、白く豊かなバスト、くっくりとした谷間があらわになる。
アロハ男の顔がにやける。
そして綾乃の柔らかなふくらみを揉みしだき始める。
「やめて! やめて!!」
涙を流しながら叫び続ける綾乃。
かまわずアロハ男は、ブラの隙間から指を伸ばしていく。
その指はふくらみの頂点を探り当てようとうごめく。
引き続き、よろしくお願いします。




