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その職場問題はリテラシー向上委員会にませてください?  作者: そぼろはるまき
第一章「向日葵の涙」
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閑話休題「海の向こう側で」

 男「だからぁ、やめとけって言っただろ!?」

 相手「……」

男は受話器の向こう側に諭すように告げた。

 受話器の相手はしばらく黙っていると小さな声で告げた。

相手「わかりました。上には私から話します。

 くれぐれもこの件は内密に。

 ちゃんと墓場まで持っていってくださいね。

 でないと天間さん…」

天間「わかってるよ、じゃぁ切るからな(ブッ)」 

天間は、しばらく窓から見える青空を見た後、何も言わずに電話を置いた。

「あーぁ、こういうのは苦手なんだよなぁ。

 しのぶ、ほんと、ごめん!」


その日、アトランタの秋空は何処までも高かった。

その澄みきった空の下で、天間の心は揺れていた。

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