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王様は名君として、名を遺したい  作者: 司


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17/18

17.面談(第二王女)


次の日、第二王女を私室に呼んだ。


「アンジェリカよ。試練はどうであったか。」

「はい。私が今までに偏った知識・見識で、世界を見ていたことを認識しました。また、この世界にただ一人でも、己を正しく評価、支えてくれる人が居れば強くいられることを学びました。」

「ほぉ…その上で聞くが、そなたは王になることを望むか?」


アンジェリカは、瞬時に応えた。


「私は王になることを望みません。既に母上から報告が入っているかと思いますが、私はフィレンツ公国の第一王子、カイト様と婚姻を結び、彼の国の王子妃、またこの国との架け橋になりたいと思っております。」


「そうか…わかった。エリザベスからも報告は貰っているが、この期間アンジェリカが何を感じ、どう思ったのか、また、カイト殿についても詳しく教えてくれるか?」


少し頬を赤く染めながらも話し始めた。


「最初に行ったのは、歩き方の訓練とドレスという服に慣れるところからでした…」


アンジェリカは、軍部に居た頃と同様に芯の強さがありながらも、女性らしいしなやかな強さも兼ね備えたようだった。また、信頼できる伴侶を見つけることが出来た喜びが、全身から溢れるようであった。

一人の父親として、娘が嫁に行く寂しさを感じながらも、その姿が眩しく涙をこらえるのに必死だった。


彼女ならば、両国の架け橋となり、わが国を更に発展させゆく一助となることが確信できた。


また一つ、この世の未練が無くなっていくようであった。

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