表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王様は名君として、名を遺したい  作者: 司


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

14/18

14.王の願い


王子王女に試練を与え、それぞれが課題に取り組む中、私は1人考えていた。

これで本当に良かったのかと…


王子王女それぞれが人間として成長できる道を考え、預言をうまく活用しながらも()()()()()()()()()()()うまくいくようにしたつもりだ。


私が王になってから、人材の登用や隣国との融和政策など、国が国として存続していくために必要であることを推し進めてきた。だが、いざ自身の命が尽きかけるとなった時、本当にこれで良かったのであろうか。もっと出来る事があったんじゃないかと。


こんな時いつも振り返る苦い思い出がある。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


幼き頃、よく城を抜け出し、城下町に()()()で出かけていた。

同世代の少年たちと遊びながら楽しくしていた。そこで出会ったのが、のちに宰相となるザイアスだった。

とある日、近くで戦争があると聞き、私たちは面白そうだと少し遠くの高台にあがり、それを見に行った。

おとぎ話や物語で語られるような戦いをイメージしていた私たちは、衝撃を受けた。

そこには、怒号が飛び交い、血で血を洗うような凄惨な現場だった。前線では多くの血が流れる中で、後方で指揮している者や貴族などは、自分の元には戦火は届かないだろうと豪勢な食事をしている様子が見て取れた。

「こ、これが戦場だというのか…人の命を使ったゲームのようではないか…!!」

「人の命を何だと思っていやがる…」


私たちはその時、互いに決意した。自分達の時には、絶対に戦争を無くそう。と


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


そこからここまで、よく来たものだと感慨にふけっていると、ザイアスが部屋に入ってきた。

「今日の調子はどうだ?各王子王女の報告が上がってきているが、聞くか?」


「調子は上々だ。本当に間もなく死ぬのか疑わしいぐらいにな。それで?」


「あぁ…まず第一王子だが…」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ