りみなるすぺーす
もういちどだけ
もういちどだけ
やりなおすことができたのなら
ぼくはかわれるんだろうか
かわっていたんだろうか
めにみえるものすべてが
かがやいてるなんてことはなくて
やることなすことすべてが
なんのもんだいもなくおえられる
そんなはずもないってわかりきってる
それでもまいにちあさおきて
それでもまいにちよるにねて
あたりまえのようにひびにかんしゃすることもなく
あたりまえのようにつらさかなしさにいきどおって
どんなにか
どんなにか
ああこんなんじゃない
こんなはずじゃないって
じぶんをひていして
じぶんのことがきらいで
きみがうらやましくって
まわりじゅうすべててきで
もういちどだけ
もういちどだけ
やりなおすことができたのなら
ぼくはかわれるんだろうか
かわっていたんだろうか
いまみえるものすべてがほんもので
いまかんじてるものずべてがりある
だれがそういった
なにがそうきめた
しゅかんとげんじつとのついのはざまにいちする
あいまいさとふかくじつせいによう
そうたいてきにひかくけんとうされたでーた
みちびきだされるかいは
おうごんひりつなんかではけしてないだろ
なんもかもがただしくてまちがいで
なんもかもがげんじつできょこうで
それでもいたみやくるしみは
どうしようもなくほんもので
それでもながれるなみだは
まぎれもなくほんもので
どうせここにいるいま
いみがないのならば
どうせここにあるいみ
いまをみいだせないのならば
せめてやさしくありたいとおもう
せめてながすなみだのいみをしる
さしのべられるものはてのあったかさでいい
とどけられるものはなきがおのえがおでいい
リミナル・スペース
建築用語。扉や階段、廊下などの人の往来に使われる建築構造のこと。
本来活気のある、人の存在を感じさせる空間が、誰もいない。音もしない。そんな空間に変わる時、底知れない不気味さと不安定さを感じさせる場所へと一変してしまう。
現実感のないものに思えたり、逆に郷愁を感じさせたりもする。そんな狭間の空間。
まさに自分の心も、生き方も、存在も。その空間に、在る。




