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凍える夢  作者: 亜薇
序章・資料
1/33

白雪幽夢

雪白ゆきしろの花片が散っていた

赤に染まり、地に敷かれ、

誰にもすくわれずに広がった


君とわたしは、名を捨てた翔鳥しょうちょう

光輝こうきなる血を継ぎながら、落伍らくごし、放たれたふたり


君を射落とした日、わたしは己の翼をいだ

君の瞳を抉った日、わたしは己の口をつぐんだ

君を殺した日、わたしは生きて残ると決めた


紅雪こうせつよ、降りしきり、

醜いわたしを隠しておくれ

凍えるわたしに降り積もり、

かそけき夢が、ついえればいい


希求する

君へと溶け浸みて、渾然こんぜんと為る朝を

憧れる

今一度、翼を並べて飛び立つ碧霄へきしょう

本編の五百年前、祥岐しょうきという国のお話です。

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