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詩、短歌

サンデー・スローバラード

作者:

何か思いついたフレーズとかを適当に繋げたらこんなんなりましたという詩。

『スローバラード』とか言ってますが、イメージはどっちかっていうとジャズです。

双月分のガス代と 買い忘れたシャンプー

積み重ねた言い訳 楯に 街へ繰り出す 日曜日

想い出の店に 用がないなら 立ち止まることもないけど

塗り替えられてく 朧気な笑顔 つい眺めていたくなる


普段は飲まない 林檎のドリンク 片手に

幾度目かのパンプス 鳴らし歩くの ダンス気取って

桜色のルージュ 浮いていやしないかしら

天気は上々 心も穏やか

とろける蜂蜜のような 絶望と隣り合わせ


含んだ言葉の裏も スキップの真意も 何も知ることはない

そんな時代が 確かにあったの

炊けたご飯の匂いに 心満たされて

ママの手作りプディングに 心躍らせて

そんな 素直でかわいい子供だったのよ

ねぇ 信じる?


ザラメをまぶした ミルクレープ

苦くて酸っぱい ブラックコーヒー

浮いて 沈んで 笑って 泣いて

愛して 憎んで そして……


淡い初恋の影 愛に怯えて

夢見る午後の転寝 涙 甘く哀しい味がした

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