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私の人生急展開  作者: ぼて猫
2/2

後半

次の日私は,お父さんの言葉に安堵して,学校へ行った。

入り口でお兄様達と別れ琴音と一緒に教室にむかった。

二人静かに朝早く誰も居ない廊下を歩いているといきなり後ろから足音も立てず

「おはよう,麗李」

と声をかけられて驚いて後ろを向くと,にっこり笑っている,蓮君達と何気なく海斗と話している莉恵が居た。

私は,驚いてバクバクしている鼓動を抑え

「おはよう,莉恵と蓮君達」

そう挨拶をして皆で教室にむかった。


教室に入るとまだ誰も居らず,荷物を机に置いて皆で話し始めた。

「莉恵,昨日ノート貸してくれてありがと!!とても解りやすかったよ」

私は,そういい昨日借りたノートを返すと莉恵が

「本当?それは良かった」

と笑顔で受け取った,その光景を見た三人が

「本当に仲良いな」

「蓮,男の嫉妬は嫌われるぞ」

「そうですね,気長にいきましょう」

それを聞いた,琴音が

「いつまで経って間貴女が入る隙間は1mmたりともありません。」

「じゃあ,1㎜以下から入り込むよ,おっかない人に何かされないように」

そう笑いながらのらりくらりと言い返す蓮を鬼の様な視線で睨んでいる琴音を見て思わず笑ってしまった。

皆の視線が集まり苦笑しながら

「二人とも仲良くなる早いね。」

「「違う(います)。」」

ぴったり,重なった返事にまた笑うと,二人ともが,腑に落ちないような顔をした。


そんな日々が続き,夏休み前・・・


後一週間で夏休みになるという時のロングホームで

「はい、貴方達も知っての通りわが校は、自主性が重んじられます。今日、文化祭の準備許可が学校と生徒会から出たので、明日までに企画と責任者男女各一名づつ決めて生徒会に報告してください。なお生徒会には、明日の麻までに提出なので早めに出してください。」

そう先生は、言い教室から出ていった。

その後なぜか、私と連君がクラス代表に選ばれクラスの出し物は、喫茶店になった。紙にまとめて生徒会室に連と二人で届けに行った。



  生徒会室の前につきノックして入った。

「「失礼します。」」

そう言い前を見ると渉と慧がいた。目をパチクリしてみていると、いきなり渉と慧が抱き着いてきた。

「麗李‼どうかしたの。」

「なんかあったのか?」

そう凄いいきよいで聞いてきた二人に少しため息を付きながら

「なんもないよ、ただクラス代表になったから、クラス企画を生徒会に上げに着ただけだから。」

そう言いお兄ちゃんたちに離れてくれるよう言い離れてもらうと毎回恒例のように二人と連が喧嘩をし始めたが放置して奥に座っている生徒会長のところへ報告しに行った。

「お仕事中すみません、 皇会長、1―sのクラス代表の「真宮 麗李さんだよね。渉と慧の愛しの妹さんの。」

途中に皇会長と生徒会役員の三人が興味津々とばかりに私の方を見てきた。驚きながらも

「はい、そうですが・・・」

そう差し当たりなく答えると、

「これが噂の、初めて見たわ~」

「渉と慧の誇張じゃなかったんだ。」

「なに‼この子メッチャかわいい‼」

そう立て続けに言われ呆然としていると

「おい、お前ら真宮さんが困ってきているから止めろ。」

皇会長の一言で生徒会役員の人たちが口を閉じた。

「すまんな、騒がしくて、だけど、ここだと有名なんだよ、君のこと。」

どういう事だろうと思いながらも

「いいえ、兄達とクラスメートが煩くて、すみません。」

そう言うと、生徒会役員の三人は、吹きだし、皇会長は苦笑しながら

「あぁ、それは別にいいよ、櫻寺君の話もよく聞くし、実際目の前でやっているのを見れて面白いし。」

一抹の嫌な予感を覚え、すっごく聞きづらいけど・・・、っと思いながら

「失礼ながら、先輩方、私の噂とか有名とは、どうゆうことでしょう。」

そういうと、皆苦笑しながらだけど答えてくれた

「あぁ、渉と慧がいつも貴女のことを話しているのよ。」

内容を聞くうちにだんだん恥ずかしくなってきて内心

(お兄様達の馬鹿‼)

そう思っていると

「やっぱりかわいいだろ、俺達の妹‼」

「頭もすっげえ良いんだぞ‼」

お兄様達の恥ずかしい言葉により何も言えなくなっているといつの間にか皇会長に連が報告し終ったそうで私の後ろにやってきた。

丁度話しも一段落して生徒会室を出ようかと思ったとき、皇会長が、

「丁度良かった、今から文化祭を合同でやる聖ミカエル学園に行くんだが、麗李さんちょっと付き合ってもらってもいいかな、っといっても俺は行かなくて、渉と慧と一緒に行ってもらうことになるんだけど?」

そう、言われこの後特に用事もないからと思い

「わかりました。」

と答えると連が

「皇会長、俺もついてっても宜しいですか?」

そう聞いていた、皇会長は面白そうに眼を細め

「あぁ、いいよほかの人も連れてっても、面白そうだし・・・」

その言葉を聞いてお兄様達と門で待ち合わせる約束をして別れた。


教室に戻り、いつものメンバーに話すと皆付いていくといい、皆で門まで行った。


皆そろい、聖ミカエル学園に行った。

車の中は、会話なくシーンとしていた。15分後聖ミカエル学園につき車から降りると制服を着た一人の生徒が

「伯麗学園の方々ですね。ようこそお越しくださいました。生徒会室まで案内します。」

そう言われ、皆でぞろぞろついていった。しばらく歩き生徒会室の前に付くと案内していた生徒がドアを開け

「会長、伯麗学園の方々が見えました。」

そう言いながら生徒会室に入っていったのを見て、お兄様達がそのまま入ろうとするのを手で止め

「伯麗学園、生徒会会長代理で来ました。入っても宜しいですか。」

そういうと

「どうぞ、入室を許可します。」

そう言われ、皆で

「「「「「「「「「失礼します」」」」」」」」

そう言い入ると、見たことのある人物だった。

「あら、久しぶり麗李」

「ほんと、久しぶりですね。アンジェリナ」

そう言い自己紹介をして、文化祭の話に入った。

話しは、こちら側は、私が進めた。話し合いが終わり。帰りの車に乗り門を出ると皆が

「麗李マジすごいね、あのアンジェリナに利益をかなり出しながら損なく話をあれほどスムーズに進めるなんて。」

私は、話を割と聞き流していたが疑問に思ったことを質問することに

「ねぇ、アンジェリナってそんなにすごいの?」

皆がその言葉に吃驚しながら渉が

「一人娘だから跡取りなんだよ、だけどこの世界はまだ女がトップになるのが気に食わない人が多いから今でも学校行きながら仕事もしていて生徒会も全部その時浮かぶ最善の結果を残しているんだよ。」

それを聞きながら、すごいなーと思いながら、心に何か引っかかりながらも一度学園に帰り家に帰った。


家に帰りご飯を食べ、お風呂に入りずっと悩んでいたことを琴音に言った。

「琴音、私、独立するわ、M財閥にも関係なく、会社を作るは、まずは、名前を伏せて投資家になることにするは、まだ皆には内緒よ。」

琴音は、微笑みながら頷き

「わかりましたわ、じゃあ、今日から一週間で準備し起動しましょう。資金はどうしますか。」

さりげなく、痛いところを突かれながらも

「柴堂のお母さんが残してくれた遺産を素にやるは、そうすればきっとばれないわ」

そう言い二人は、二年度には、かなりの資産を持つ投資家になった。






   二年後の卒業式


卒業式も終わり静かな教室で

「じゃあ、麗李。返事もらってもいいかな。」

「ごめんなさい。婚約とかそういうものをすると基本的利益とかの話になってしまうから・・・

だけど、やっぱり結婚とかは、本当に好きになれた人としたいから・・・」

「わかった。だけど僕は、君が好きだから、約束通り婚約を解除するけどあきらめないから。」

二人の会話も終わりいつものメンバーが話に混ざってきた。

「やっぱり振られたざまあみろ‼そういえば、麗李大学行ったらどうするの?」

莉恵が聞いてきた言葉に少し焦りながら琴音と目を合わせた後莉恵を見て

「莉恵、私と琴音は、今新しいことをしようと思うのだから二年前に言ってたことがまだ有効なら手伝ってほしいのいい?」

そういうと莉恵は笑顔で

「当たり前にいいよ。」

そう言い皆仲良く先の未来に希望をいだいたのだった。

数年後・・・

麗李は、会社を立ち上げ皆を驚かしたそうだ。


 終わり



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