3/3
高橋さん
第三話ー
「完全ヒロインだ」
そう、ついつい大きな声で言ってしまった
その瞬間ふっと長髪のこが後ろを振り向く
「あっ」と目が合う
向こうは不思議そうにこっちを見た
やってしまった、やってしまった...
私はEXTRA、ヒロインに関わることは絶対ない
そう思いながら彼女は、私に話しかけてきた
「すみません、勘違いかもしれませんけど。さっき、完全ヒロインとか聞こえたんですけど?」
ぎゃああ、喋り方までお上品なのかよー
「あ、すみませんあまりにもお美しかったので」
って何言ってんだ私?頭に思い浮かぶことを言ってしまったー
うん嫌われる あと5秒で、私は悪役決定だ...
5
4
3
2
1
「ふっふっははっはh]
え?笑ってる?いや笑ってる笑顔も見惚れる
「何それー初めて会ってそんなこと言う奴がどこにいるのよ」
あれ?今度は、お上品な喋り方ではなくなんていうか...
堂々としているけど、可愛い
「あなた今日から高一?」
「はいっー」
「よろしく私も新入生、高橋リン、あなたの名前は?」
「望月千春です!」
めっちゃドキドキする
まさか、ヒロインの友達になれるかも!
続き第四話ー