表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
81/138

22 エレン、夏季休暇 ダンジョン2

初投稿です。誤字・脱字等ご指摘いただけると幸いです。

とりあえず、最後まで書き終えました。煮詰めつつ投稿する予定です。


20時頃にもう1話投稿予定です。

【エレン、夏季休暇 ダンジョン2】転移5年8月


 さて、4階に降りると、オークが現れる。


 オークがソロの場合

 オトリ⇒落とし穴⇒タコ殴り

 という戦法で勝負する。


 オークが複数の場合は、逃げる。



 落とし穴は隘路(あいろ)に掘って、確実に落とす。

 隘路がないなら、簡単な誘導路を作る。

 間に隙間のある壁を作ればよい。

 オークは頭が弱いので簡単にひっかかる。


 睡眠魔法は攻撃した瞬間に起きてしまう事が多く、麻痺には耐性がある。

 だから、落とし穴が確実だ。なお、落とし穴は2つ掘る。


 落とし穴を避けてしまった場合に備えて、予めサイドに遠距離攻撃班を待機させ、足元を狙う。うまく転ばせたら、速攻で魔法攻撃でタコ殴りだ。転ばせることができないならば、煙幕をはってダッシュで逃げる。



 くれぐれもまともにやりあってはいけない。

 相手は体重が200~300kgある。


 多少の攻撃を受けても突っ込んでくる。

 致命傷をくらってもしばらくは生きている。

 真正面でやりあうと、慣性で突っ込んでくる。よくて相打ち。


 しかも、手負いにすると、野獣・魔獣ともに攻撃力が倍化すると言ってよい。

 血眼になって、こちらを攻撃してくる。

 慣れないと、その勢いに怖れをなしてしまう。


 だから、エレンレベルならば、事前の準備が非常に大切だ。

 罠にはまらなかったら、すぐさま一目散に逃げる。

 オークは足が遅いので逃げ切れる。

 その退路をも計算に入れて、追い込む場所を決める。



 探査魔法でソロのオークを見つける。

 適切な場所に罠を仕掛けて、誘導する。1頭目はうまくいった。


 2頭目も問題なかった。


 しかし、3頭目が問題だった。

 3頭目を罠にはめた途端に4頭目が現れたのである。

 5人はすぐさま攻撃をやめ、避難した。



『危なかったな。どこから湧いてきたんだろう』

『探索魔法の死角があったのかもしれん』


 戦闘前に、探索魔法でソロであることを確認する。

 しかし、極稀に死角ができることがある。

 或いは、気配を隠すのが上手な個体もいないわけではない。

 それは計算の内であり、パニックを起こさないことが肝心だ。


 予め想定した退避コースで退避し、改めて3頭目を狙う。

 3頭目は問題なく狩れた。

 ノルマ終了で、地上に戻ることにする。



 すると、なぜかオーガが現れた。

 オーガは攻撃力1000の強敵で、5階よりも下に現れるとされている。

 パーティに緊張が走る。


『大丈夫、何もしないよ』


 オーガは警戒を解くようにいう。

 オーガは穏やかな種族とは聞いているが、会うのは初めてだ。


『君ね、フェンリル様の加護持ち?』


 エレンは頷き、世界樹の話をする。


『ああ、話だけは聞いていたよ。世界樹周りにフェンリル様はじめ神の使徒が集っているというのは。もうちょっと話を聞かせてもらえないだろうか』



 エレンたちはオーガに案内されて地下5階に降りていく。

 そして、オーガの里で長老に挨拶を受ける。


『これはこれは、フェンリル様の加護持ちの人間か。私はオーガの長老、ガーシュと申す。お見知りおきを』


 エレンたちはそれぞれ簡単に挨拶をし、世界樹というよりも、ユグド街の話をする。


『あの方たちはそんな活動をされていたんだね。以前、数百年前にフェンリル様をお目にかけたことがある。そのとき、いろいろ話を聞けて楽しかったよ』


 長老は別れ際に、オーガ特製の剣をプレゼントしてくれた。エレンはお返しに、世界樹の雫と世界樹の葉を渡す。


『これは素晴らしいものを。昔は世界樹の森に行く穴があったのだが、今はつぶれてしまってね。困っておったのだよ。大変ありがたいことです』



 後日、フェンリルたちはこの里を訪れた。

 埋まってしまったという穴を調査するために。


 入り口の魔法陣に記載のかすれがあり、それが原因だろう、

 ということでしっかり記述したところ、転移の穴が復活した。


 後年、フェンリルたちは魔法陣を研究し、

 それをものにした。但し、魔力が大きくないと使用できない。


 なお、このダンジョンは地下6階まであるとのこと。

 ダンジョンは年月を経ると自然と階数が増えることがあるらしい。


 魔法陣は5階にあった。

 昔は地下5階までしかなかった名残であろう。




ブックマーク、ポイント、感想をありがとうございます。励みになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ