20 ステンレス合金
初投稿です。誤字・脱字等ご指摘いただけると幸いです。
とりあえず、最後まで書き終えました。煮詰めつつ投稿する予定です。
なお、本日は夜の8時頃にもう一話投稿する予定です。
【ステンレス合金】
一時はまってた、なろう系小説。
なろう系には、チート知識の塊のような小説が結構あった。
職業的な知識なのか、それとも趣味なのか。
医者だとか研究者だとか、そういう商社に勤めているとか。
特殊な知識をもった人が時々なろうにいた。
ステンレスの知識も、なろう系の小説から手に入れていた。
随分とアバウトだが。
その知識にのっとり、ステンレス鋼の生産の前に高炉から建設することにした。
オレのポリシーだが、魔法無しで生産できなければ、いいものは作れない。
目標は高温に耐える高炉づくりだ。
そのために、耐火粘土の採取から始める。
耐火粘土は、カオリン鉱物。
景徳鎮で有名な高陵ーカオリンから産出されることで有名となった。
白磁の材料だ。
カオリン鉱物は、粘土の固まったもので、白っぽい色のはずだ。
果たして、そんなものを簡単に見つけることができるのか。
ピョン太を引きつれ、上空から土壌を調べる。
ピョン太をしても、簡単にはいかなかった。
数百キロ四方にわたって白っぽい土壌を調べまくった。
数日探し回ってようやく見つけた。
粘土ー白磁の材料と表示される。カオリンだ。
すると、次からは鑑定でカオリンと表示されるようになった。
オレはその周辺を丹念に調べてみた。
地中にけっこうな量のカオリンが眠っている場所を発見した。
ウニャに頼んで数トンの量のカオリンを拠点の近くの倉庫に運ぶ。
ピョン太が分析してみると、カオリンはケイ素系・アルミ系の鉱物だということだ。ピョン太に頼んでそれらの物質のみ取り出してもらう。
さて、カオリンを使って、耐火レンガを焼く。
少しずつ固めていって、最終的に耐火レンガの作成に成功した。
1500度以上の温度に耐えうるレンガだ。
この耐火レンガでもって、高炉を建設する。
高炉ができたら、鉄鉱石を精錬していく。
そこから、炭素鋼やステンレス鋼を作っていく。
炭素鋼は、鉄に僅かな炭素が含有されたもの。
純粋な鉄に比べ強靭で加工性に優れる。
普通、鉄と言えば炭素鋼を指す。
ステンレス鋼は、鉄にクロムを混ぜたものが基本である。
そこにニッケルやモリブデン、チタンなどを混ぜたりする。
錬成魔法をかける。この場合は熱魔法とでもいうべきか。
1500度以上に材料を熱して合金鋼を作っていく。
いくつか試作を行い、強くて腐食性の強いステンレスの合金に成功した。
なお、作成者はピョン太である。
オレはアバウトな知識をピョン太に伝えただけだ。
ここまでいけば、魔法でステンレスを作れるようになる。
慎重を期して、慣れるまで魔法無しでステンレスを作り続ける。
カオリンで白磁も作れるが、牛の骨灰を混ぜてボーンチャイナも開発する。
ボーンチャイナの柔らかい白色の肌触りが好きだからだ。
ただ、これにあった釉薬(フリット釉)があればいいんだが。。
また、ピョン太はこの高炉で攻撃力2000という刀を作り上げた。
ワーコクの刀は、たたら製鉄によって作られるという。
どっちの刀が強いだろうか。
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