07 異世界鮮魚パーティ
初投稿です。未熟者ですので、誤字・脱字等ご指摘いただけると幸いです。
とりあえず、最後まで書き終えました。煮詰めつつ投稿する予定です。
【異世界鮮魚パーティ】
アジフライの下拵をする。
アジもどきだが。
うろこを取る⇒頭を切り落とす⇒内蔵を取り除く
⇒洗う⇒水気をとる⇒身を開く⇒骨を取り除く
この作業を何百匹と繰り返すと、自然と魔法でアジを開けるようになっていた。
風魔法の応用で、精密なコントロールが必要だが、あまりの作業量で条件反射みたいになっているのか、魚を見るだけでアジがさばけるようになった。
これに小麦粉・パン粉をまぶし、フライにする。
これも数こなすうちに自動でできるようになった。
材料は必要だが、オートメーションのようにアジフライになっていく。
他にもタラ、サワラ、鮭、に似た魚をどんどんフライにしていく。
フライといえば、エビフライもだな。
刺し身も似たようなものだ。
刺し身包丁をピョン太に作ってもらい、ひたすら刺し身を作っていたら、
魚を見るだけで刺し身にできるようになった。
他にも、ブリもどきの照り焼きとか、サンマもどきの塩焼きとか。
『うにゃ、塩分大丈夫か?』
心配して声をかけるのに、振り返りもしないで貪り食っている。
どうやらあんまり関係ないらしい。
『うにゃうにゃ』
『タルタルソースがないって?君たち、フライができるまでペロペロするのダメだっていったでしょ?塩か醤油で食べなさい』
タルタルソースは大量に作ったのだが、
こいつら、フライができあがるのが待てなくて、
タルタルソースを全部なめてしまった。
タルタルソースは美味すぎてなめ始めると止まらない。
フライも刺し身も熟練の職人には負けるだろう。
しかし、スピードでは絶対勝つ。
なんと言っても、数が膨大に必要だ。
今まででもモフモフ×8の食べる量が半端無かった。
それに加えて、子どもたちと魔狼軍団が加わった。
魔狼軍団は200頭ぐらいいそうだな。
だから、数百キロの魚をさばく必要がある。
魚数千匹いるんじゃなかろうか。
『『『『『ワフワフワフ!』』』』』
魔狼なんかも当初は焼き肉で十分ですぜ、みたいな風で斜に構えていたのに、
一度フライを味わうと、ワフワフいいながら食べるのが止まらない。
刺し身もそう。生意気にも『生魚なんて野蛮な』なんて目をしていたのに、
食べる食べる!
これにビールもどきとウィスキーもどき。
発酵する必要のある製品は、魔法でチャチャッとやるよりも、
じっくり時間をかけたほうが美味しい。
うちの白孔雀ブーレと朱雀ガッロが酒担当なんだが、
じっくり時間をかけた味が100とすると、
ブーレやガッロが魔法でやると70ぐらいのできになる。
オレがやると、飲めたもんじゃない。
発酵はかなり奥深く、近道はないってことだな。
醸造にも時間をかけるようになったが、
熟成もするようになった。
熟成方法は、素焼きの甕か木の樽。
オレたちの作った蒸留酒をカメや木の樽に入れて、
地下倉庫で寝かすことにした。
木の樽、といえばオーク。日本では楢だな。建築材として有名だ。
森の周囲で探してみると、北のほうに結構生えていた。
オークも色々種類があるだろうが、オレの鑑定ではオークと表示されるだけだ。
これで樽を作ってみる。
とりあえず、1年寝かして様子を見る。
うまくいくようなら、そのまま3年7年とか寝かす方向で。
あと、とうもろこし酒とさとうきび酒も作ることにする。
バーボンとラム酒だ。
これらもカメや木の樽に入れて、地下倉庫で寝かすことにした。
モフモフにこっそり飲まれてしまうから、
そういう奴は飯抜きの厳罰を言い渡すことにしている。
みんな、震え上がっていたから大丈夫だと思うが。
それと、大問題なんだが、エーガとか酔っ払うとドラゴンに戻っちゃうんだよな。50mの。
みんなで必死に結界魔法とかかけてるんだけど、ちょっと間違うとこの惑星が半壊するからな。冗談じゃなく。
『大丈夫だはんで、きにすねでけろ』
ケロって言われても。
エーガが暴走したら、モフモフ全員でも押さえられるかどうか不明だからね。
戦力的には、エーガVSその他で拮抗するかどうからしい。
カ○ルおじさんなのに。
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