表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
61/138

03 エレン、魔法学院に入学する。エレン視点

初投稿です。未熟者ですので、誤字・脱字等ご指摘いただけると幸いです。

【エレン、魔法学院に入学する。 エレン視点】転移3年4月


 トップで入学したボクは入学式に臨むことにした。

 桜もどきが新入生を歓迎するかのように咲き誇る中、ボクは入試試験会場であった体育館へ赴く。


 この桜もどきは、世界樹の森で咲いている桜もどきとは品種が違うらしい。

 世界樹のほうは大粒の実をつけたけど、こちらの桜はそういうことはない。


 入学式が始まる。

 校長の長い挨拶のあと、ウィリアムという名の生徒が代表で挨拶をした。

 ウィリアムは王家の5男らしい。


 王様の息子が挨拶をするのに抵抗があるわけじゃない。

 でも、いじめられたらやだな。ボク、平民だし。


 リョータさんはいじめられたらオレに言え、炭鉱に送ってやる。

 なんて言ってたけど、マジだからな。それだけはやめてほしい。

 ほんと、あの人フリーダムだから。


 まあ、半分神様ってか、悪神ちょっと入ってるけど。

 あ、これはナイショ。



 さて、入学式の後は寮に向かう。

 生徒は全員、この寮に住まうことになる。


 3階建てで、6畳ぐらいの個室。ベッドと机とロッカー、タンス。

 トイレもついているけど、清浄の魔導具がついていてキレイ・無臭。

 温水シャワーもついている。


 ワードロープには青い制服が入っていた。

 ボクのサイズにぴったりだ。

 入試のときにサイズをチェックしたんだろうか。


 後で聞いたら、サイズが合わなくなったら交換してくれるって。

 服って高価だけど、流石はエリートの集う学院。

 というか、学費が高いからね。


 まあ、孤児院とあんまり環境の違いはない。

 正直に言えば、孤児院の方がいい。


 2,3年は別棟の寮に住んでいる。あと、女子の寮は別にある。

 一学年45人で135人のはずだけど、やめる人もいるから、

 現状130人。



 入寮したあとは、制服に着替えて教室へ行く。

 さっそく、絡まれた。


『なんだか、この教室臭いな。馬のうんこの匂いか』


 ボクをみながらひどいことをいう。ロバートというやつだ。

 無視しようと思ったのに、こいつ、とまらない。


『おい、やめなよ』


 王子様に止めてもらった。ありがとう。

 でも、なんとかそいつの暴言はやんだが、ちょっと憂鬱。



 ロバートは、そばかす面の茶髪、茶目でまあまあイケメン。

 この国の人はイケメンとか美人ばっかりだけど。


 ただ、いかにも意地悪そうな顔をしている。

 自己紹介でわかったけど、伯爵家の嫡男らしい。


 ウィリアムは、入学式のときに新入生代表で挨拶した人。

 王家の5男。王家としてはあれかもしれないけど、

 ボクらから見れば天上の人。


 金髪、碧眼、高身長、この世界の人としても超イケメン。

 もうね、クラスの女子のハートマークが凄い。



 学年はA、B、Cクラスと能力別に別れている。

 ボクらはAクラス。1クラス15人。


 女の子が9人もいる。

 男はボク合わせても6人。

 差別するわけじゃないけど、男同士で団結するときもあるだろう。


 でも、王子と伯爵嫡男の意地悪男に孤児の平民。

 いくらこの学院が平等を建前にしているっていっても、

 そりゃ限度がある。


 他の男子生徒は、有名商会の三男のヘンリー。

 茶髪の茶目で、このタイプはかなり多い。

 身長はボクより少し小さい。


 他に、男爵家嫡男のチャーリーと同じく男爵家嫡男のモブレー。

 二人とも茶髪の茶目、背は僕と同じくらい。

 顔も似てる気がする。キャラが被ってる?



 女の子はとりあえず、キャサリン。


 公爵の三女、金髪、緑の目、この世界標準装備の美人。

 髪なんか、ロールしてんの。

 リョータさん曰く、名古屋巻っていうらしい。

 

 それに陶器のような硬質な白い肌、バラ色の唇、

 大きな緑の目とパーツも凄いし、とにかく美人。


 でもね、この子、えらくタカビーなんだよな。

 もう教室入ってきたときからして、取り巻き連れてた。


 いつの間に取り巻きができたんだろう?

 初見が強烈で他の女子が目に入らない。


 ロバートのような悪意丸出しってわけじゃないんだけど、

 根っからのワガママお嬢様っていうより、変人?


『あら、貴方。優秀な成績で入学されたのですね。私の下僕にして差し上げても宜しいですわよ』


 いや、しもべって何?


『ああ、結構です』


 ボクとしては、ストレートにいえた。偉いぞ!


『恥ずかしがってるのですね。いいですわ。お昼の飲み物を私にもってくる名誉を与えましてよ』


 ホント、意味不明。



 あわわしていたら、先生が入ってきた。

 がっちりした、ぷろれすらあみたいな人。

 ああ、ぷろれすらあってリョータさんがいってた格闘家。


 どこの国の格闘家なんだろう。初めて聞いたんだけど。

 とにかく、ぷろれすらあはがっちりしているらしい。


『はい、席について。オレが担任のアンドレだ。これから三年間はAクラスを担当することになる。クラス替えがなければ、三年間はオレと一緒に学ぶことになる』


 この学院、1年毎に能力別編成をし直す。

 気をつけていないと、Aクラスで入学してもCクラスで卒業ってこともある。



 とりあえず簡単な自己紹介をして、先生が学院の色々なことを説明して今日は終わった。



ブックマーク、ポイントをありがとうございます。励みになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ