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25 “それ”の誕生1
初投稿です。未熟者ですので、誤字・脱字等ご指摘いただけると幸いです。
【“それ”の誕生1】
“それ”は突然生まれた。
“それ”は小さく、まだ誰にも存在を感知されない芥子粒のような存在であった。
“それ”を誕生させたのは、ある儀式であった。
ある取るに足らない卑しい存在が儀式を行った。
その結果、“それ”は生まれた。
“それ”が生まれたのは、儀式を行った次元とはかけ離れた場所であった。
次元がまるで違っているにも関わらず、“それ”は儀式を行った次元に影響を及ぼした。
儀式を行った場所の取るに足らないエリアを消し飛ばしただけであったが。
ここがどこで自分が誰なのかはわからない。
そもそもまだそういう疑問が浮かんでこない。
しかし、何かをしなくてはならなかった。
何かをしなくてはならないのだが、未だその何かは形づくられなかった。
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