04 特技チュ〇ル
初投稿です。未熟者ですので、誤字・脱字等ご指摘いただけると幸いです。
【特技チュ〇ル】
で、謎なのがこれだよ。特技チュ〇ルと特技ペットフード固形。
鑑定してみると、それぞれ
種族別のチュ○ルを無限に取得可能
種族別のペットフードを無限に取得可能
うーむ、嬉しいようななんだか緊張感が消えるような特技だな。
『よし、ウニャ丸に使ってみるぞ』
チュ○ル猫用を取り出すと、猛ダッシュでやってきました。
こいつは絶対チュ○ルをはずさない。
ピンと尻尾を立てながら、ザリザリ音をたててチュ○ルをなめていく。
ふと気づくと、周りに子犬と狐と兎と鶏とヒヨコがいる。
どうみても、ウニャ丸のチュ○ルに目が釘付けだ。
『お前らもほしいのか?』
これ以上ないぐらいブンブン首を縦に振る。
子犬は尻尾も全力だ。
犬用チュ○ルと狐用チュ○ルと兎用チュ○ルと鶏用チュ○ルとそれから
ヒヨコ用チュ○ルを取り出して、奴らに渡す。
奴らは手で上手にチュ○ルをなめていく。
いやいや、鶏さんにヒヨコさん。
羽でどうやってチュ○ルを持てるんだい?
鶏たちは聞こえていないのか、一心不乱にチュ○ルをなめあげている。
鶏たちって舌があるんだ。
ふと思い出して奴らを鑑定してみると、
名前
年齢 ∞
性別 M
種族 フェンリル
特記 灰色狼 主人:リョウタ・ミコハラ
名前
年齢 ∞
性別 F
種族 九尾の狐
特記 主人:リョウタ・ミコハラ
名前
年齢 ∞
性別 M
種族 月の兎
特記 主人:リョウタ・ミコハラ
名前
年齢 ∞
性別 F
種族 白孔雀
特記 主人:リョウタ・ミコハラ
名前
年齢 ∞
性別 M
種族 朱雀
特記 主人:リョウタ・ミコハラ
”主人:リョウタ・ミコハラ”って何?
『それはチュ○ルの効果だ』
『うわっ、しゃべった!』
『まず、名前をつけてくれ』
犬じゃなくて灰色狼が語りだした。
チュ○ルをなめるとオレの配下になるらしい。
で、名前をつけることができるという。
おお、ネイムド!異世界あるあるだ。
思わず、外国人になっちまったぜ。
まず狼からだな。
『よし、おまえはワン公』
『GRGRGRGRGRGRGRGR』
なんだか凄い怒ってるみたいだ。
『じゃあ、ワン吉』
『私は犬ではない』
『じゃあ、鳴いてごらんよ』
『ワン……』
なんだか可哀想なので、勇ましそうな名前をつける。
『じゃあ、アーサソール、愛称ロボ』
『ワフ!』
気に入ったようだ。尻尾の振りが凄いぞ。
犬用チュ○ル渡してたけど、それはいっか。
『ウサギくんはラパン』
『こっちのウサギくんはピョン太』
ドロップキックを食らった。攻撃的なやつにはお仕置きだ。
『やっぱりピョン太。決定。可愛いじゃん』
『……』
『白い鶏さんはブーレ』
『赤いヒヨコさんはガッロ』
ということで一部涙目を除き、気に入ってもらえたようだ。
ピョン太は可愛そうなので、本名をダナン、愛称をピョン太とした。
そこで鑑定しようとすると、鑑定がレベルアップしたようだ。
名前 シュワルツ・ウニャ丸
年齢 ∞
性別 F
出身 異世界・日本
種族 ケット・シー/バステト
特記 神の使徒 黒猫 主人:リョウタ・ミコハラ
特技 回復魔法、治癒魔法、補助魔法
名前 ロボ(アーサソール)
年齢 ∞
性別 M
種族 フェンリル
特記 神の使徒 灰色狼 主人:リョウタ・ミコハラ
特技 攻撃魔法
名前 ラパン(コルビジェ)
年齢 ∞
性別 F
種族 九尾の狐
特記 神の使徒 白兎 主人:リョウタ・ミコハラ
特技 土・土木・建築魔法
名前 ピョン太 (ダナン)
年齢 ∞
性別 M
種族 月の兎/白虎
特記 神の使徒 灰兎 主人:リョウタ・ミコハラ
特技 鉱石、工芸
名前 ブーレ(アシュナン)
年齢 ∞
性別 F
種族 白孔雀/鳳凰
特記 神の使徒 主人:リョウタ・ミコハラ
特技 農業、料理 醸造
名前 ガッロ(ファウヌス)
年齢 ∞
性別 M
種族 朱雀
特記 神の使徒 主人:リョウタ・ミコハラ
特技 牧畜、料理 蒸留
神の使徒。まじか。
なんだか、種族がとんでもないものになってるんだけど。
()内は、後からゲーム知識を元につけた名前。
一応、本名って位置づけ。
とにかく、チュ○ルは毎日くれ圧力が凄まじいので、
気が向いたら上げることにした。
しばらくは6時と18時頃に投稿します
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