表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/138

07 リアルフォトショップとの邂逅

初投稿です。未熟者ですので、誤字・脱字等ご指摘いただけると幸いです。

【リアルフォトショップとの邂逅】転移元年7月


『すいません、ちょっとよろしいでしょうか』


 街を歩いていると後ろから声を掛けられた。

 あれ、存在を薄くしてるつもりなんだが、えらく感度の高い人かな、と思い後ろを見てびっくりした。


 まさしく“the美少女”


 オレのイメージする東欧の美少女が二人並んでいた。

 十代の儚さと大人の色気の交差するような透明感ある美貌。

 これ、フォトショップ?

 と思わずいってしまいそうになった。


 前世界のモデルにキムエラン○ロエとか、世界一の美少女と騒がれたアナスタシア・○ルスコワとかいう女性がいたが、あんな感じの超絶美少女が二人オレの目の前に立っている。


 耳が尖っているので、エルフなんだろうか。異世界あるあるである。

 エルフならば初の邂逅で非常に嬉しい。


『なんでしょうか』

『突然ですみません、この狼さんですが・・・』


 気絶級美少女がロボを見つめながらウルウルしている。


『ひょっとして、フェンリル様?』


 おお、目当てはお前か。


『よくわかりましたね。フェンリルらしいです』


 すると気絶級超絶美少女の二人は突然躓いて


『お初にお目にかかります。フェンリル様。私達はエルフのカティーナとノエルと申します』


 ちょっとこのままでは衆目を集めてしまう。

 目立たない場所まで二人を連れて行った。


『私はロボという』

『そうですか、ロボ様。私どもは森の民。森の神の使徒フェンリル様のお姿を拝見して、ご挨拶に参りました』

『うむ、楽にせよ』

『ありがとうございます』


 それからちょっと話したのだが、二人のうちの一人ノエルは男なんだと。

 いや、美少女にしか見えない。これもエルフあるあるなんだろうか。


 俺たちは世界樹の近くを根城にしている、というと驚いてた。


『ロボ様はともかく、あなた様もとなると、どういうお方なのでしょうか』

『私の主なのだよ』


 とロボが答えたので、驚いていた。そりゃ驚くよな。

 そもそも、普通の人間は世界樹の近くで生活できない。魔素が濃すぎて。


『にゃー』


 とウニャ丸がフードの中から顔を出して、二人に挨拶した。

 どうやら自分も傅かれたいようだ。


『こいつはシュワルツ、通称ウニャ丸』


 と二人に紹介した。


『この猫ちゃんも聖なるオーラがありますね。やっぱり特別な存在なんでしょうか。』

『ケット・シーというらしい』


 というと二人はやっぱり驚いてウニャ丸に傅いていた。


『にゃー』


 ドヤ顔で満足そうである。

 尻尾をゆっくり振っているのが背中越しに伝わってくる。



 それからちょっと話をして、二人は名残惜しそうに離れていった。

 いやいや、オレも眼福なものを見れて、目が浄化されましたよ。


 しかし現実感のない二人だったなー。

 あんなの青山とか歩いたら阿鼻叫喚だな。

 原宿歩いたら、半径10mには誰も近寄らないぞ。それか、スマホの嵐か。


 軽く話したところによると、エルフの里はこの街カザールの近くの森にあるが、

 結界がかかっていてエルフ以外は中に入ると迷ってしまうらしい。


 もっとも、あんな美形ばかりだと疲れてしまうから行こうとは思わないが。

 でも一回ぐらいならお邪魔したいか。


 後にこの二人の依頼で、ちょっとした騒動に巻き込まれるのだがそれは別の話。



 帰ろうとすると、


『女性に人気がありますのね』


 とまたもや美しい女性に声をかけられた。

 今日は美人に縁のある日だな、と思ってみたら、さっきの窓口の女性だった。


 ちょっと用事で外にでたらしい。


『いや、彼女たちは、この狼に興味があって。というか、一人は男だって』

『え、男の方ですか? エルフあるあるですね。ちょっと嫉妬ですわ』


 いや、美しさならあなたも負けてないと思うけど。


『私、ブランシェと申します。ギルドにきたら宜しくお願いしますね』


 いや、丁寧にどうもありがとう。

 オレは前嫁の影響で女に苦手意識があるのだが、

 あれだけ美人だとポケッとするしかない。


 少しだけ立ち話して別れた。

 ちょっと、名残惜しい。やっぱり美人は(ry



ブックマーク、ポイントをありがとうございます。励みになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ