06 山賊討伐賞金をもらう
初投稿です。未熟者ですので、誤字・脱字等ご指摘いただけると幸いです。
【山賊討伐賞金をもらう】転移元年7月
講習後、山賊討伐報酬をもらいに窓口に行く。
残念ながら中条○やみじゃなくて、いかついハゲのギルマスだった。
ボスとその子分以下20名で690万もらった。
安いのか高いのかはわからんが。
ラッキーなことに、これで冒険者ランクを一気にDにまであげてくれた。
ギルマス直々に感謝もしてくれた。
『本当に助かったよ。あいつらには手こずっておってな。今まで、何人も返り討ちにあっとる。それにしても、それだけの実力だとすぐにBクラスあたりになりそうだな』
ギルマスが褒めてくれてちょっと嬉しい。
『あの貴族の馬鹿息子にかけた魔法、あれは精神魔法だろ?えらく強力に見えたが。いや内容を教えろというわけじゃない。見たことがない魔法だったからな』
ギルマスとはそのあと、色々と世間話をして別れた。
伊達に元Aクラス冒険者のギルマスをしていない。
含蓄のある話を聞けた。
そのあと、街をぶらつく。
まず武器屋。
ろくなものがおいてない。
装飾過多のなまくら刀ばかりだ。
そうロボと話していると、独り言だと思った刀屋の主人がムッとして
『随分と目利きのご様子で』
と言ってきた。
『いや、申し訳ないが、この程度の武器はないだろうか』
とオレは練習用の刀をマジックバッグから出した。攻撃力280である。
オレにはピョン太というチートな鍛冶士がいるからな。
主人はびっくりした顔で
『少し拝見させてください』
と懇願してきたので見せてやった。
『こんな素晴らしい刀を見たのは初めてです。ひょっとすると、ワーコク産でしょうか』
詳しく聞くと、この国の西にはローマン帝国があり、それを西へ行き、海を渡るとワーコクという島国があるという。
品質の高い刀を算出することで有名だが、厳しい鎖国制度をとっているらしい。
いい情報を聞いた。
もっとも、オレの愛刀の攻撃力は1000あるんだが。
ピョン太特製だ。
そんなのを見せたら大騒ぎになるので見せびらかさない。
これほど切れ味がいいと、触れただけでもやばい。
剣の習熟度が低いと、そのまま腕が切れ落ちたりする。
次は守備装備の店だ。
ここもあまり目立ったものがない。
道具屋もそうだった。
市場をのぞく。
香辛料がいくつかあった。
『香辛料ってどっからもってくるの?』
『海渡った南側に大きな島があって、南の方にいろいろ生えてるみたいよ』
いいこときいた。そのうち行ってみるか。
とりあえず、クミン、コリアンダー、ターメリック、チリペッパーを購入。
みんな、そういう名前じゃないけどな。香り嗅いで検討をつけた。
それぞれ特徴のある香りだから、間違いようがない。
クミン いわゆるカレー粉だ。
コリアンパウダー 甘い柑橘系の匂い。
ターメリック 漢方薬だ。
チリペッパー 辛い。赤い。
それから、カカオがあるか聞いてみる。
だいたいの特徴をいうと、ひょっとしたら薬屋にあるかもしれないという。
薬屋に行く。
『こういう実はないかな』
『これのことかな?』
まさしくカカオを出してくれた。
『かなり苦いけど疲労回復にいいね。リラックス効果、整腸効果もある。珍しくてかなり高価だよ』
一つ、金2枚もした。というか、一つしかなかった。
必用なのはこの中の種だ。
これも南の島に生えてるらしい。
よし、近いうちにみんなで旅行するか。
とりあえずは、カレーとチョコレートだ!
そういや、猫にチョコレートはダメだったな。
『ふにゃ!』
ウニャには大丈夫らしい。
前世では食べさせてもらえず、不満だったと。
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