06 スイーツ2
初投稿です。未熟者ですので、誤字・脱字等ご指摘いただけると幸いです。
【スイーツ2】
質の高い砂糖、各種小麦粉、魔牛からの乳製品は用意した。
あとは卵。
養鶏場を作るが、当然、平飼いだ。餌にも気を使う。
素材は前世でも十分通用するはずだ。
これで、スポンジは確保できる。
調理器具は適宜作成していこう。
もちろん、シットリフワフワのスポンジを目指す。
さて、オレはもう一歩すすめることにした。
スィーツの女王様、イチゴの栽培である。
これもこの国では珍しい果物ではなかった。
ただ、実が小さく甘みも少ない。
品種改良が必要であり、モフモフ研究チームにお願いした。
1年ほどかけたところ、日本のイチゴに近いものが出来上がった。
この拠点2で良好に成長する。
全体的に言えるのだが、一般的に魔素の濃いエリアでは植物は成長しづらい。
しかし、適応させてしまえば一般の植物よりも質の高い実や種が成る。
これらを使ってスイーツ作りだ。
まずはイチゴのデコレーションケーキだろう。
まさしくケーキの女王様だと思う。華やかさはピカイチだ。
モフモフたちも、ケーキを見るなり食いつきが半端ない。
口の周りにクリームをたっぷりつけて、お召し上がりになった。
『もう、ご飯はいいのじゃ。かわりに苺ケーキにするのじゃ!』
『にゃー!』
『(ああ、幸せ……)』
『(あと1ホールほど食べたい)』
ふっふっふ、まだまだ苺攻撃が続きますからね~
イチゴのタルト
イチゴのロールケーキ
いちごサンド
いちごシャーベット
いちごパフェ……
なお、アイスクリームはこの世界では開発されていない。
オレは撹拌機と氷の組み合わせでアイスクリームを作る場面を見せて、
それを魔法化した。
さて、これも後日の話である。
オレはユグドエリアというオレたちの街を作った。
そこで、オレはいろいろな職人を育成することにした。
そのうちの一つがスィーツ士である。
アイスクリーム魔法は、スィーツ士となるための必要技能の一つとなる。
スィーツ士こそ、ハイソな人々の垂涎の存在である。
誰もが秘密を探りたがった。
しかし、オレの育成した職人たちには魔法的な縛りが掛けられており、
ノウハウが漏れそうになると心理的な強いブロックがかかった。
また、常時魔狼が守っているため、手を出す人は減少した。
何しろ、指示した人にも徹底的にやるからね。
魔狼は、フェンリルであるロボの配下の魔狼軍団の成員だ。
これについては、後述する。
報復は明瞭に行われるにも関わらず、探り出そうとする人は定期的に現れた。
しつこく秘密を探り出そうとするものもいた。
そういう存在は根こそぎ地獄イマジネーションの餌食になった。
つまり、家族・幹部などを含めて一族郎党が、幻想魔法により地獄を見せられ、
非常におとなしい性格に変貌したのである。
バレンタイン伯爵の事件は一部では有名で、バレンタインの悪夢と呼ばれた。
彼等には一応回復魔法をかけてあるが、基本引きこもりになってしまった。
結局、爵位を取り上げられることになった。
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