05 スイーツ
初投稿です。未熟者ですので、誤字・脱字等ご指摘いただけると幸いです。
【スイーツ】
オレは酒も飲むが甘いのも好きだ。
前世では中2でシュークリームを作って女友達に怒られたからな。
女の立場がないって。
オレはスィーツを製造するために、砂糖を製造することにする。
オレの住んでいるエリアは温帯と亜熱帯の中間のような気候である。
おそらく沖縄よりも少し涼しい?という感じだ。
冬でも最低気温は5~10度ぐらいだと思う。
最低気温が10度というのは、東京でいうと4月とか11月の気候だ。
お花見の気温がそれより若干寒いかも?という感じになる。
お花見は意外と冷えるのを体験した人は多いと思う。
この世界だと、冬の一番寒い日がそんな感じだった。
砂糖は砂糖大根もあるが、このエリアならサトウキビだ。
サトウキビは九州でも栽培されていたことがあるし、
四国でも栽培が続けられている。
ならば、このエリアで問題がない。
問題はこの世界のどこに生えているのか、ということだ。
これは簡単に解決した。
この大陸の南側、海岸沿いは明らかな亜熱帯で前世でいうと台湾程度の気候だ。
サトウキビはそこらじゅうで栽培されており、重要な商品作物となっている。
サトウキビの生えている場所へ行き、ごっそり土壌ごと拠点2に持ってきた。
拠点2は若干魔素濃度の強い場所だが、しばらく研究すると元気に育ったので、
サトウキビを増やした。
挿し木植えといって、サトウキビの茎をカットして地面に植える方法をとる。
サトウキビ農家のおっさんにウチ特製の蒸留酒とバーターで教えてもらった。
ついでに砂糖の作り方も教えてくれた。
このあたりでは砂糖はポピュラーなため、
秘匿するほどのものとは思われていないようだ。
①サトウキビはまず汁とりから始まる。
ぶどうの圧搾機を利用して汁をしぼる。
②汁を濾過する
③汁を煮詰めて濃縮する。
④冷やして結晶をつくり、結晶と蜜の混合物を作る
⑤布で混合物を包み、搾る。数回繰り返す。
⑥最後は篩にかける。
これが砂糖の作り方だ。
この工程では純粋な砂糖ではなく、若干のコクが有る砂糖が出来上がる。
この工程を利用して、より純粋な白い砂糖も必要だろう。
上記工程のうち、④の結晶を作る工程までをイメージしてもらう。
そして結晶のみを抽出すれば、真っ白な砂糖の出来上がりだ。
こうして2種類の工程を魔法化したものには、砂糖士の認定を与える。
これも秘匿技術ではあるが、砂糖はこの国ではさほど珍しくないので、
すぐにでも白砂糖の技術は真似られると思う。
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