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12 拠点1

初投稿です。未熟者ですので、誤字・脱字等ご指摘いただけると幸いです。

【拠点1】転移元年5月


 屋外のパーティ会場もいいが、屋内も作ってみようと思いたち、

 ついでにオレたちの部屋も作ることにする。


 世界樹の周囲の草原近くの森林に適当な広場を用意する。

 魔木たちにはどいてもらった。お礼にカリカリを差し出した。


 建築は九尾の狐ラパンだ。

 打ち合わせをして、一気に土魔法で箱を立ち上げる。


『あっという間だね』

『(まあ、どう作るかしっかり決まってるし)』


 モフモフたちとの念話もだいぶ慣れてきた。



 一階はエントランスと居間、食堂、台所、風呂、トイレ。

 2階は10畳ぐらいの部屋を10部屋程度作っておいた。


 部屋に穴をあけ、後日窓を作成してはめる。

 窓はガラス製。両開きとする。


 窓はこの時代としてはかなり先進性が高い。

 大きな一枚板だからだ。


 この世界にガラスはある。

 小さく歪んだガラスを何枚も組み合わせて窓を作る。

 それはそれで風情があるしデザイン製もある。


 しかし、魔法による1枚の板ガラスの高級感には負ける。


 ガラスは材料を鉱石魔法で収集し、石工魔法と鍛冶魔法で仕上げていく。

 レベルが高ければ人間にも可能だろう。

 しかしモフモフ達は規格外で、精巧なものは人間では無理かもしれない。



 扉は木工魔法と金属魔法で作る。

 テーブルと椅子、これも木工魔法。


 風呂はもちろん土魔法で、大浴場を設置。お湯を出す魔道具を作った。

 みんなお風呂には懐疑的だったが、一度入ってみたらなかなか上がってこない。

 気持ちよすぎて、何人かがのぼせあがってしまった。


 それで、風呂に入る注意点を紹介して、各自の部屋に風呂とトイレを設置することにした。

 みんな大浴場を使いたがるんだが。

 その分、建物を大きくしたが、スペースはありあまっている。


 風呂からあがって濡れた体を温風魔法ですぐ乾燥させる。

 モフモフ度が凄い。



 みんな魔法でお湯をだせるし、トイレの洗浄も魔法で一発だ。

 というか、こいつらトイレが不要だった。

 彼等は排泄しないという。


 あれだけ食事をしても、すべて消化してしまうらしい。

 そもそも食事が不要だったような気がする。


『うにゃー』


 ウニャ丸がフードから声をかける。

 なに、食事は絶対に要るって?

 にゃーとかしか言っていないのに、言おうとしていることが完全にわかる。


『にゃー』


 あんど、食事の時間の催促だ。



 拠点1で奴らの部屋が必要なのかはわからない。

 ウニャ丸はオレのフードにいるか、居間にいるか、食い物のそばにいる。

 そうじゃなければ、外へ遊びに行っているかだ。


 他の奴らも同じようなもんだ。個室が使用された形跡がない。

 風呂は大浴場を利用する。


 そもそも、オレも個室がいらない。

 たいてい居間にいるし、寝るときも居間で寝ていることが多い。

 モフモフたちもだいたいその辺で寝ている。


 個室は不要かもしれないが、食事は絶対にいる。

 ウニャというか、モフモフたちのご飯は、基本的にカリカリである。


 これにチュールのおやつがつく。

 日曜日は焼き肉パーティの日で酒も飲む。


 何度も言うけど、本来は奴ら食事不要なんだけどね。


 偽善かもしれないが、食事塚も設けた。

 魔牛さんたち、ボクたちの胃袋のためにありがとう。

 という供養塔だ。


 仏教徒ではないが、必要な気がして設けたのだ。

 世界樹のお導きかもしれない。



 ちなみに世界樹から離れているので、モフモフたちは姿が違ってきている。

 人間の姿にも変身できるようだ。


   ウニャ

   普通の黒子猫。2kgの大きさ。

   ロボ

   フェンリルか子灰色狼。人間の姿は現代的兵士。

   ラパン

   九尾の狐か小狐。人間の姿はゴスロリ。

   ピョン太

   月の兎(白虎)か灰兎。人間の姿は執事。

   ブーレ

   白孔雀(鳳凰)か鶏。人間の姿は峰不二子。

   ガッロ

   朱雀かヒヨコ。人間の姿は一心太助。

   エーガ

   小龍かエゾモモンガもどき。人間の姿はカールおじさん。

   ナーガ

   小翼龍かシマエナガもどき。人間の姿はノジャ娘。



しばらくは6時と18時頃に投稿します

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