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第七話 魔界

第七話 魔界


~テスカトリポカ神殿前~


キキキキキキキキキキキキキキキキ


そこか?


シュッ

ズササササササササササササササ


っち、逃したか。

現在俺は、絶賛戦闘中。

相手は・・・


名 無し

種族 インプ

レベル 35

HP 50000 MP 60000

筋力 30000 耐久力 40000

抵抗力 35000 素早さ 80000

スキル

誘惑 機器破壊 高速飛翔 全属性初級魔法 一撃必殺 暗殺術LV:7

称号

中級悪魔 暗殺者 道具を壊すもの


と、こんな感じだ。

さっき、血液武器作成で作ったナイフを投げたがよけられてしまった。


っというか、これで中級!?

ステータス高すぎだろ。

上級とかこの世の終わりみたいなステータスしてるんじゃ・・・。


おっと、気がそれた。

戦闘中にこんなミスを犯すなんて・・・。

そう言えば、テスカトリポカから新しい力をもらったよな。

《事象演算》


究極スキル覇鬼之王の権能の一つである事象演算。

そもそもの話、テスカトリポカはこの世界の裏の最高神であり幾億、幾兆の世界を支配する神だ。

そして、そんな神の力のかけらの一つがその神にとって地理にも足らない存在に向けられるのであれば・・・。


グシュッ

バンッ


あれ?俺まだ何にもしていないんだが・・・?


当たり前だ、数多の世界が一生命体に対して力をぶつけたのと同じであるのだから。

星すらも支えることができぬ生物に無限と変わらぬ力がぶつけられたのだ、自壊せぬわけがない。


《経験値を獲得、自身と対等な生物との戦闘を確認経験値が増加レベルが15に上昇しました》


うぅむ、納得がいかん。

スキルを発動したら相手が即死した?

いやいや、攻撃系ならわかるけどあれって解析系だよね?

何で、相手が内臓ぶちまけながら爆四散してんの?

おかしくない?


未だ、自身の力の凄さを理解していない。

そして、その力を受け取ることができたことこそも奇跡としか言いようがないことも。

世界を受け入れて問題ない生物など、自身を含め無限にある世界にたった10人しかいないことも・・・。


~~~~~~~~~


さて、これからどうしようか。

まずは、魔界でレベル上げ?

それとも仲間になってくれるやつを探す?

いや、両方か・・・。


バギッ

ミシミシミシ

ズドーン


派手な効果音?

を上げながら近くにあった森を踏みつぶして、それはそこにやってきた。

ひねくれ曲がった禍々しい角、岩のように鈍く硬い皮膚、体長十mを超えるであろう体とそれを支え余りある肢体。


名 無し

種族 ガーゴイル

レベル 55

HP 300000 MP 500000

筋力 700000 耐久力 1000000

抵抗力 900000 素早さ 20000

スキル

岩体 金剛 剛力 石像化 守護 格闘術LV:5 魂喰

称号

上級悪魔 守護するもの 魂を喰らうもの


oh....it hard

いやいやいやいや、確かに一瞬上級が来てほしいとはちょっと思ったかもしれませんよ?

でもねぇ、こんなステータスだとは思わなかったんですよ!!

しかも、こっちめっちゃ見て殺意むき出しだし・・・。


《血液武器作成》


シュッ

キンッ


ま、マジか・・・。

あの、化け物級の切断力を誇るナイフを傷一つなしに受ける!?

いやいやいやいや・・・在り得ないでしょ!!

刃物向いてなさそうだし、炎魔法も絶対燃やせないし・・・。

殴る?

う~ん、瓦割とかはしたことあるんだよ。

でもね、瓦とこれは違うでしょ!?

でも、それ以外に考えられるものはないし・・・。

しょうがない。


シュッ

バゴンッ


ギャァァァァァァァァァァ


良かった、なんとかパンチは通るみたいだ。


そこからは連打、拳の嵐、殴って殴って殴りまくった。

手?ズタボロだよ骨にちょっとがたが来てる。

だけど吸血鬼の再生力はそれを一瞬で治癒。

光に近づきつつある俺の拳はついに・・・。


バキッ

ミシミシミシミシ


ガーゴイルの体を砕いた。

よしっ!!

ようやく倒したか。


《自身より遥かに強力な相手を倒しましたレベルが30となりました。進化が可能です》


ああ、レベルアップして進化ができるようになったのか。

っというか、究極スキル月夜之王の空間操作で切れたんじゃないか?

試しに死体に行使してみる。

見事一刀両断、のみならず粉微塵にしてしまった。


じゃ、じゃあ?俺の、頑張りは・・全部・・・!!

無駄?


うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

やっちまったあああああああああああああああああああああああああああああ!!


はっ、取り乱してしまった。

幸い周りに誰もいないが・・・。

ま、まあさっきのことは水に流して、っと。

優先すべきは進化だ。


《進化可能 吸血帝・・・吸血鬼として最高位の力を持ち吸血鬼としての弱点は一切ない。強大な力を行

            使し大抵のものを超越するステータスを持つ

      鬼神帝・・・吸血鬼として、不死者としての縛りを完全に取り払い。また、その力だけを行

            行使できる。また、吸血帝に等しい力を持つ。 ※尚精力絶倫・・・》


ちょっと待てぇぇぇぇぇぇぇぇ吸血帝やら鬼神帝やら、二つともエグいほどの力を持つことは分かるよ?それ以外の説明も、だけどな鬼神帝の下!!※の所!精力絶倫ってなんだよ!!

ねぇ、これ確実に健全じゃないほうのだよなぁ。

確かに、男ですからそれなりに性欲はあると思いますよ!!

ですがねぇ、戦いに関係ないもの入れないでください!!


はぁはぁ

だが、実際そこに関して気にしなければこちらの方が賢い選択だ。

だからこそこちらに進化する。

ただ、伝えたいことは※のところが決め手ではないということだ!!


そんなことを内心で思いながらも鬼神帝を、選択し眠りについた。


~テスカトリポカの神宮~

ふふふ!!

やっぱり、僕の意図をよんで選択してくれたね!!


ああ!!僕が押されて押されて押されまくって・・・・・ ※自主規制


勿論、彼はテスカトリポカの意図など考えてもみなかった。

テスカトリポカがメンヘラ×ドMな件について

面白かったっと思った人はブクマと☆をよろしくお願いします

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