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怠惰な中学生。  作者: 茲花
3/5

ギルマスの暴走

それは僕が家のベッドでゴロゴロしていた時のこと。


ダダダダダという階段を駆け上がる音が聞こえた。


すると


「ゆきぃぃぃぃぃぃぃおきろぉぉぉぉぉ!!」


そこにいたのはギルマスだった。


「・ル・・zzz」


「寝るなぁァァァァァァァァァァ」


そしてギルマスは布団を剥がそうとした、が出来なかった


なんと友紀は念で布団を固定していたのだ。


「くそぉぉぉぉぉぉずるいそぉぉぉお!!」


しかし今日のギルマスは違う!


「こうなったら・・・あきさぁぁぁぁん」


そう母上を召喚しやがった!




渋々起きたところでギルマスは肩で息をしていた。


「なんの用?」


急に起こされて不機嫌な僕は、目を細めて言った。


「我々では手に負えないクエストが3件も残っているのだ!」


「日本では君しか出来ない。だが君はこんな綺麗な私が招集しても来ないではないか!!」


そうギルマスは女性なのだ。そして綺麗らしい。名前は・・・・なんだっけ?


「何とかさん、わざわざ来なくてもいきますよ。」


するとギルマスは頭に青筋を立てた


「何回呼んでも来ないから来たんでしょ!そして私の名前そろそろ覚えてください!三瀬香織(みせかおり)です!」


そう言う彼女は、


「あなたには、社会の常識が足りません!いいですかギルドと言うのは、・・」


30分程経っただろうか。


彼女は一度話すと長い。


そして最後にこう言い放った!


「あなたには人としての気持ちが足りません!なので学校に行ってもらいます!!」


冒険者は、ある一定のランクを超えると学校に行かなくてもいいのだ。


なのに学校に行けだと?


何でこんな寒い時期に外に出なければいけないのだ!


そんなことを考えていると、ギルマスは紙を取り出した。


「ここに、サインがある!見覚えがあるだろ!」


そう、これは僕が小学生の時にギルドに入る際にサインした物だった。


「ここには、ギルドの招集には必ず応じなければならないと書いてあるだろ!その続きを読んでみろ!」


僕はその紙を受けとりめを見開いた。


「なんだ・・・これは・・・」


そうそこには、


「招集には応じなかったものには、ペナルティが課せられる」



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