突然始まる異世界物語 カットシーン
本編でいきなり『くもさん』っていう明らかに謎なものが出てきたのに何でみんな動じないんだ!!ってなったらいかんからそのシーンを書いたものです!本編ではここも書くと長くなりすぎると思ってカットしたぞ!
ここは知らない世界にある大きな木の下。四人が合流し町に向かおうと意見がまとまったところだ。
るみか「じゃあ、とりあえず野宿は嫌だしすぐ出発しようか!」
そう手をポンッと叩いて優しく笑うるみか。
マオ「そうだねー、時間はあまりないし急いだほうがいいかもね!」
背伸びをしながら立ち上がるマオ。
天田「あ~ぁ…よしっ!頑張ろ~!」
欠伸をしながらもみんなに呼びかける天田。
アユ「間に合うといいね~」
そして、大きなもくもくとした雲に乗り眠たい目をこするアユ。…?もくもくとした…雲…?
二人「「「!?!?」」」
アユ「…?(*´▽`*)」
アユの乗っている雲を見てマオ以外の二人は明らかに驚きの表情を浮かべた。それもそうだ、なぜなら二人は初めて見るのだから。
るみか「あ、アユさん!?な、なにその雲…?」
天田「雲って乗れるんだ…!え、ええ??」
マオ「あー、やっぱり最初はびっくりするよね~」
マオは二人の反応に予想がついていたようだ。苦笑いを浮かべながら頬を軽くかいている。困惑しているるみかと天田にアユは陽気に口を開いた。
アユ「えー、説明するのめんどくさい」
二人「「説明しなさい」」
アユ「…はい、」
そう渋々と返事するとアユは説明し始めた。アユは意外と素直だったりするのだ。
この、アユの乗っている雲は「くもさん」と呼ばれるアユの使い魔のようなものである。アユがいるところなら指パッチン一つで来てくれる。それはこの謎の世界でも有効だったようだ。主に移動用で使われている。空も飛べるし座り心地いいしと色々便利だ。
アユ「…とまあ、つまりあれですよ!アユさん専用の乗り物みたいなものだよ!」
ざっと説明をし終える。二人ともなんとなく理解できたようだ。
天田「アユさんにそんな便利機能が…!いいな~!!」
るみか「確かにふわふわやね!いいな~乗りたいなーチラッチラッ」
マオ「なー羨ましよねー!マオさんも乗りたーい!!」
そう各々の反応を示す。アユはそんな三人を横目で流すと。
アユ「やーだよ!頑張って町まで歩いて!!」
と笑いふわふわと町へ向かって行った。
三人は(´・ω・`)ショボンと表情を浮かべたがすぐにアユの後を追いかける。この先起こる大事件を四人はまだ知らない。
END
なんてざっくりした説明だろう!いつもより雑の極みだけど許してね!!こんな感じでカットしたシーンなどは短編で書きます!ゆっくりのんびり頑張ります!