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第一節 歯車の狂った世界で愚者は賢者の蛮行を見る

数ある中私のページを開いて下さってありがとう御座います。

アサネボビッチ・ニドネスキーです。

ノイエ・ゲシュタルト第一節のプロローグです。


 序 章  愚者は己の無力を知り限界を悟る



「お前はここで死んでもらう。この距離では訳の分からん体質も意味を成さんだろう?」

老朽化した校舎の中そう言いながら窓から差し込む月明かりを背にして立つ黒いスーツ姿の女は容赦なく片膝を着いた青年の眉間に突きつけた磨かれたナイフに三日月が映り込む。

(クッ、打開策は無いか。正面からやり合っても当たらなきゃ意味がねぇ。何とかして気を逸らせればいいんだが)

ただでさえ命を狙われていて直ぐ側に死を感じる状況なのに冷静でいられる自分が恐ろしくなる。

「私にとってお前は(かたき)だ……先に冥府で待っていろ、私も時期逝く」

そう言うと女はナイフを流れるような指使いで逆手に持ち変えて振り下ろした……

次回も上げて行きます。

ありがとう御座いました。

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