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城門高校TRPG同好会Ⅱ~いざ、海の上の冒険へ!!~  作者: たーじ
Session 01 いざ、海の上の冒険へ!!
2/8

Session 01 いざ海の上の冒険へ!!  前編

第一話の前編です。

なかなか重い話からスタートしますがゆっくり見て行ってください。


Session 01はチュートリアル編①です。

有紀「じゃあみなさんキャラの考察完了しましたね?」


一同「おっけー♪」


有紀「じゃあPC番号1、ニコラ・ダリン役の朧絵さんから。」


朧絵「はーい。」


ニコラ・ダリン{ナイトメア(人間),16,♀}


器用 6+{2,4}=12

敏捷 6+{5,5}=16

筋力 14+{2}=16

生命 14+{5}=19+1=20

知力 10+{5,2}=17+1=18

精神 10+{6,5}=21


経歴

高レベルの魔法をかけられたことがある

身体に傷跡がある

物心がついたときには一人だった


一般技能

フィッシャーマン 3

ジュエラー 3

テイマー 4(未自覚という設定)


戦闘技能

経験点 0/7000

プリースト(フェトル) 2

フェアリーテイマー 2

セージ 2

バード 2


戦闘特技

【魔法拡大・数】


呪歌

【ビビット】【ヒーリング】


装備品

武器 メイジスタッフ

鎧  ソフトレザー


頭 カチューシャ(上手いこと髪を持ち上げて角を隠している)

顔 聖印(イアリング状)

首 エメラルド(風 Rank2)

背中

足 オニキス(闇 Rank2)

その他


持ち物

魔晶石(5) 3個

冒険者セット

保存食14食分

ハープ

630G


名誉点 0


ニコラ「フェトル様の神官です。もともとはフィラルドのアイリーン(地図を見せてもらった)の離れ小島に自力で小屋を作って暮らしていたナイトメアです。宝石装飾を作り、ある時は地引網と釣りで稼いでいました。ところが、ある時デュラハンが現れ、私に死の宣告をしました。慣れない手つきで抵抗したところ殺されかけ、そこをたまたま磨いていたダイアモンドから出てきたティタニアによる【アルティメットヒーリング】で救われました。残りはデイジーに語ってもらいます。」


真絵「お…重い。」


照「うむ。」


賓登「能力としては万能型ですねぇ。これ。」


朧絵「何かと便利な闇、風魔法とプリによる回復をメインにした純後衛です。」


有紀「ニコラ一人いるだけでシナリオブレイクの恐れありと。次どうぞ。」


真絵「PC番号2番!!ビアンカいっきまーす!!」


ビアンカ・ティオ{エルフ,20,♀}


器用10+{5,6}=21

敏捷10+{6,6}=22 +1=23

筋力4+{3}=7

生命4+{5,4}=13

知力12+{6,6}=24

精神12+{4,5}=21 +1=22


経歴

物心ついたときには一人だった

一定期間の記憶がない

引きこもっていたことがある


一般技能

フォーチュンテラー5

ウィッチドクター5


戦闘技能

経験点 0/7000

グラップラー 2

フェアリーテイマー 2

セージ 2

スカウト 2

0/7000


戦闘特技

【両手利き】【連続攻撃】【投げ攻撃】


装備品

武器 セスタス(発動体)

鎧  ポイントガード


頭 アクアマリン(水Rank2)

首 ダイアモンド(光 Rank2)

背中

手 疾風の指輪

腰 スカウトツール

その他


持ち物

冒険者セット

保存食14日分

アウェイクP×1

救命草×10

魔香草×5

名誉点 0


910G


ビアンカ「ティンの巫女の代理をしているビアンカです。物心ついたときには1人でしたが義理の姉となっているベッキー・ティオに拾われました。その後巫女だった姉がさらに修行に行ってしまい、その間代理を務める羽目に。でも巫女になるには大変。修行で滝に打たれに行ったら落石が頭に直撃して記憶が飛んだり、森の中でサバイバルしていたら木が突然頭に直撃して記憶が飛んだりと散々な目に。現在巫女代理として儀式をやっているがこれが性に合わない!!冒険行きたい!!と言ったところでPTメンと出会った。と言うわけです。」


朧絵「完全に記憶喪失をネタにしおった。」


偉智「巫女(肉体派)」


真絵「だから性に合わなかったの。というわけ。」


賓登「能力的には普通のフェアテマリョップラーの前身ですね。うん。」


照「将来超火力要員と。Lv13が怖い。次どうぞ。」


沙綾「PC番号03、デイジーです!!」


デイジー・クロワイヤ{ルーンフォーク,6,♀}

器用12+{3,6}=21 +1=22

敏捷12+{1}=13

筋力8+{4,3}=15

生命8+{6,5}=19

知力6+{1}=7

精神6+{4,5}=15 +1


経歴

高レベルの魔法をかけられたことがある

一定期間の記憶がない

過去に使えた主がいた


一般技能

ハンター2

バトラー5

ライブラリアン2


戦闘技能

経験点 500/7000

シューター 2

コンジャラー 2

セイラー 2

エンハンサー 2


戦闘技能

【精密射撃】


練技

【キャッツアイ】【スケイルレギンス】


装備品

武器 ロングボウ(発動体)

鎧  ソフトレザー


背中

手 宗匠の腕輪

その他


持ち物

矢 60本

冒険者セット

保存食14食分

410G


名誉点 0


デイジー「ニコラ御嬢様の従者のデイジーです。目覚めたときには御嬢様の御姿がありました。何回か蘇生に失敗し記憶が完全に飛んでいるものの何とか戻ってきたようです。ニコラ御嬢様としばらく一緒に生活していました。ある時小舟を買ってきた御嬢様と一緒に海釣りに出かけたときになんと幽霊船に遭遇。そのまま小舟を落とされ、御嬢様と一緒に海の藻屑へと消えた…と思いきやなぜかティンの砂浜に倒れていました。」


真絵「従者キター!!」


賓登「ニコラが蘇生したのか…これは上手い設定だ。」


偉智「幽霊船に遭遇って…うん。普通死んでるがな。」


沙綾「何故私たちが生き残れたのかはGMに任せます。」


照「能力的には絶滅危惧種の純シューですね。但しサブでコンジャ、と。これは要注意?」


有紀「竜牙の矢は勘弁。」


賓登「じゃあPC番号4番。レーヴェル・デルクールです。」


レーヴェル・デルクール{ドワーフ,28,♂}

器用3+{5,5}+6=19

敏捷3+{2}=5

筋力12+{3,3}=18

生命12+{4,4}=20

知力5+{5}=10

精神5+{6,4}=15

{ポイント +20}


経歴

{選択}異種族の街で育った

才能を絶賛されたことがある

家族に魔法使いがいる


一般技能

ウェポンスミス 4

アーマラー 4

ドラッグメイカー 2


戦闘技能

ファイター 2

マギテック 1

レンジャー 2

アルケミスト 2

エンハンサー 1


500/7000


賦術

【パラライズミスト】

【バークメイル】

練技

【キャッツアイ】


戦闘特技

【武器習熟/ウォーハンマー】


武器 マトック

防具 チェインメイル


頭 マギスフィア(小)(op ターゲットサイド)

背中

手 怪力の腕輪

腰 アルケミーキット

その他


持ち物

冒険者セット

保存食14食分

緑B×5


0G


レーヴェル「レーヴェルだ。このティン一番の武器職人だ。大概装備は輸入だから最近は出番がない。暇だ。暇だ。暇だぁぁぁぁぁっ!!と言ったところに舞い込んできた謎の二人組。デイジーとニコラ。と言うわけだ。ちなみに貧乏なもので。金がない。」


偉智「すごく落ち着いた設定、能力かと思いきや武器がとんでもないでござる。」


GM「え?」(ペラペラ)「嘘!?このレベルで威力40、C値10!?」


賓登「スタイルとしてはマギテでいろいろ積みつつ一撃の重い攻撃を行うスタイルです。目指せ狂気の薔薇様。」


沙綾「薔薇はやめてぇぇぇぇぇ!!(GM時代にローゼンハーゲンのせいでシナリオブレイク経験あり)」


賓登「こいつの威力-10は納得です。とまあトンデモ性能を誇るウォーハンマーを扱うために頑張ってみます。とりあえず命中を補強しました。」


偉智「じゃあトリはPC番号5のハワードが。」


ハワード・トリトニート{人間,24,♂}

器用5+{1,1}=7

敏捷5+{6,2}=13

筋力12+{5,4}=21

生命12+{6,4}=22+1

知力11+{6,6}=23

精神11+{5,1}=17+1

{ポイント総計 220+90=310}


経歴

守りの剣を手に持ったことがある

国王にあったことがある

毒を飲んだことがある


一般技能

ヘラルディスト 5

キースミス 5


戦闘技能

経験点 0/7000

ソーサラー 2

コンジャラー 2

セージ 2

エンハンサー 2


戦闘技能

【防具習熟/盾】


練技

【ストロングブラッド】【ビートルスキン】


装備品

武器 発動体

鎧  ソフトレザー

盾  グレートウォール


背中

手 知性の指輪

その他


持ち物

冒険者セット

保存食14食分


250G

名誉点 0


ハワード「どうも。村の術者のハワードだ。村長の息子で、稼ぐためにヘラルディストになった。その時に鍵に触れる機会があり、鍵に印を施す専門のヘラルディストだが、おやじからは小童小童と邪険に扱われている。姉が魔術師であるためにウィザードをたしなんでいる。以上かな。」


照「前衛WIZという狂気を見た。」


沙綾「ドローアウト鬼畜すぎる…うん。」


賓登「ん、と言うことはレーヴェルとハワードは知り合いでいい?」


偉智「お、採用です。」


GM「じゃあ始めます。よろしくお願いします。」


一同「お願いします!!」


--------------------


GM「SMはとりあえずモブRPしててください。では。もともとティンの住人であったハワード、レーヴェルは村を散歩していました。では…1d=2。ハワード。あなたは…2人の人が海岸に打ち上げられて倒れているのを発見しました。」


ハワード「ん…あれは…人!?」


レーヴェル「どうしたんだよ大声出すなんてらしく…えっ!?」


ハワード「接近して様子を見て見ますが。」


デイジー「じゃあ私はすぐに目を覚まします。ん…あなたは?」


ニコラ「私はすぐには目を覚ましません。」


レーヴェル「おい、大丈夫か!?意識は…ハワード、こっちは大丈夫そうだ。そっちは!?」


ハワード「ダメだ、目を覚まさない。とりあえず村長のところへ運ぶぞ!!」


デイジー「…わたしは動けます。ニコラ御嬢様を…」


レーヴェル「ハワード、そっちは任せた!!デイジー?をお姫様抱っこして走ります。」


デイジー「えっ?わっ、わわわっ!?」


ハワード「あ、おい!!と言ってニコラ?を同じくお姫様抱っこして走ります。」


GM「グゥレイトォ…じゃあ村長のところにつきました。あ、名前はヘカテーで。」


ハワード「ヘカテー村長!!緊急です!!村の外に2名倒れていました!!ビアンカの巫女様は!?」


ヘカテー/SM「落ち着きなさい。息はあるのですね。ビアンカ、ビアンカァ!!」


ビアンカ「落ち着きなさい。まずはこちらに。」


デイジー「ニコラ御嬢様…」


ビアンカ「もし、そこのあなた。御気を静めなさって。まずは神木に祈りを。」


レーヴェル「巫女様はこの村で一番のウィッチドクターだ。安心して。」


ビアンカ「では、香を焚き、光の儀を。」


ニコラ「…ゆっくり目を開けますね。ここは…」


デイジー「ニコラ御嬢様!!思いっきり抱き着きます。」


ニコラ「わふっ!?デイジー、離れなさい!!」


デイジー「…失礼いたしました。して、御嬢様、彼らに救われました。」


ニコラ「あ、えーと。ありがとうございました。私はニコラ・ダリン。流れ人です。」


デイジー「御嬢様に拾われて蘇生されました。デイジー・クロワイヤと申します。以後御見知りおきを。」


レーヴェル「そうか。無事で何よりだ。僕はレーヴェル・デルクール。しがないブラックスミスさ。で、こっちの男は…」


ハワード「ハワード・トリトニートと申します。村長の実の息子です。」


ビアンカ「GM、2人に対しての予言をフォーチュンテラー技能で占います。何が見えますか?」


GM「えっ。えーと…じゃあ初判定と行きましょう。フォーチュンテラー技能+精神力Bで振ってみてください。」


ビアンカ「(1,6)+8=15です。どうでしょう。」


GM「えーと、その技能にある程度精通しなければ成功しないだから…じゃあニコラにはどす黒く禍々しい何か、デイジーには光と海が見えます。」


ビアンカ「じゃあニコラをさして…おお、ニコラ殿。あなたの未来には非常に禍々しい何かが巣食っているようです。心当たりはありませんか?」


ニコラ「…残念ながら、山ほど。ですね。しかし、どす黒いというのであれば…これでしょう。ローブを解き、肩にある髑髏の痣を見せます。」


デイジー「御嬢様。」


レーヴェル「何だい、何いきなり服を脱ぎだし…あんた、その痣…」


ニコラ「デイジー、気にしないで。…私はもうすぐ死にます。1年ほど前、デュラハンに「死の宣告」を受けました。あと3か月で1年たちます。つまりはそういうことでしょう。今回の襲撃は「そういうこと」じゃないですか?」


ヘカテー/SM「待て待て、話が飛躍しすぎて全く分からない。どういうことかな?」


ニコラ「じゃあここで経歴を話したことにします。もともとは街から離れた小さな小屋で過ごしていて、漁師稼業と宝石の細工師稼業で暮らしていたこと。一年前に死の宣告を受けたこと。その時に殺されかけたが巨大な宝石からティタニアが出てきて救われたこと。デイジーが捨てられているのを見つけたので蘇生したこと。ある時初めて買った船を出したら幽霊船と思われる何かに襲撃されたこと。そして気づいたらここにいたこと。ありありと全て話します。」


デイジー「御嬢様、もう少し隠すということを覚えたらどうでしょうか。」


ニコラ「互いに信頼できなければなにも出来ないでしょう。少なくとも彼らは命の恩人です。」


ヘカテー「なるほどな。とりあえずここでゆっくりしていきなさい。あとここは辺境の地だがいいところだ。此処に住む気はないかね?ここには屈強な男どもに魔術に精通した女も意外とおる。(最高7レベル)もしも「死の宣告」で何かが殺しに来ようかと雑魚であれば撃退できるはずだ。」


ニコラ「あ、いいですねそれ。デイジー、生活用品は持ってる?」


デイジー「ええ、最低限生活するために必要な物品は一通り。」


ニコラ「じゃあとりあえず休憩するためのテントを立てておいて。」


デイジー「御意。」


レーヴェル「まあ…なんだ。よろしくな。」


ビアンカ「…ふう。爺さん!!やっぱ性に合わん!!旅に行かせろよぉ!!」


一同「…えっ。」


ヘカテー「巫女候補はお前しかいないのだ。」


ビアンカ「うっさいわ!!ベッキー姉がいるのに何で私がやらなきゃいけないんだよぉ!!」


ヘカテー「その姉もあと3日で帰ってくるだろう。それまでの辛抱じゃ。」


ビアンカ「うわーん!!…はあ。ニコラさん。話は聞きました。私はビアンカ・ティオ。この村の巫女、ベッキー・ティオの妹です。ベッキー姉早く帰ってきてー!!」


ニコラ「えーと。うん。何か手伝いましょうか?」


GM「オォ…ワンダフォー。見事な合流劇でした。じゃあ依頼が起きる3日後まで飛ばします。では3日目。」


沙綾(メモカキカキ。ポンッ)


有紀「ん?…(お、ナイスな案。採用。)」


ヘカテー/GM「よう、5人衆。ニコラ、デイジー。どうかな、そろそろこの村にはなれたかな?」


ニコラ「おかげさまで。しかもフェトル様の祠まで立ててくださるとは。ありがたい限りです。」


ヘカテー「で、ビアンカに朗報。ベッキー帰ってきたぞ。」


ビアンカ「やっと帰ってきてくれた!!これで旅に


ヘカテー「で。5人に頼みがあるのだが。隣の村に伝書と物々交換に行くのだ。それの護衛と同行をお願いできないだろうか。報酬は1人2500Gでどうかな。」


ニコラ「お世話になりましたし、お礼ぐらいはしないといけませんね!!分かりました、私は行きます!!デイジーはどうしたい?」


デイジー「御嬢様の意思は私の意思です。同行させていただきます。」


レーヴェル「鍛冶の仕事最近ないもんなあ。俺は良いぞ。」


ハワード「…おやじ、良いのか?俺が船に乗って。昔から乗せてくれなかったじゃないか。」


ヘカテー「まだ小童だが年齢だけは一人前だ。小童扱いしていてはいつまでも小童だからな。」


ビアンカ「旅に…あー、いいか。とりあえずそれで旅ってことにしとくよ。」


ニコラ「しかし…私のような若輩者が大丈夫ですか?」


ヘカテー「ニコラ、私の目では妖精と契約しているように見えるし、慈雨神の力も行使できるだろう。正直に言おう。これほど頼もしい人はいない。」


ニコラ「けど…海の上の知識は皆無ですよ。漁師と言っても地引網と釣りでしたし。」


ヘカテー「それは問題ない。君の従者君に基礎基本は伝授しておいた。正直呑み込みが早すぎて焦ったけどな。」


デイジー「不敵な笑みを浮かべてお辞儀します。」


レーヴェル「…つくづくカッコいいよな。」


ヘカテー「じゃあ船の準備は出来ている。支度を済ませて乗ってくれ。」


ハワード「ちなみにおやじの船の様子は?」


GM「こんな感じ。」


ヘカテーの船 Lv5

HP69 防護点5+1 精神・生命抵抗8(15) 移動速度 25

一般搭載 30部位 特殊搭載 船室 10部位 計40部位


装備

ランプ 舵 対物理装備(防護点+1) 頑強装備(HP+15) 見張り台 倉庫

大砲(打撃点(威力20)+5,C値10 命中 操作者セイラー技能依存 射程50m)


余計な装備を省いたそこそこ大き目の帆船です。輸送船としての役割が強いです。


ビアンカ「これが強いのか弱いのかはちょいと判断つかないなあ…」


デイジー「しかしHPは69とLv5にしては異常な高さです。間違いないです。この船は強い。」


ヘカテー「で…ちょっと待ってな…そろそろかな?」


モブ/SM「ヘカテー爺さんできましたぜ!!ニコラを呼んできてください!!」


ニコラ「…え、私?」


ヘカテー「うむ。これで大丈夫か確認してもらえるかな?」GM「船の上に乗るように促します。」


ニコラ「じゃあ行ってみますが。」


GM「じゃあ船の上にはフェトルの祠があった。お粗末だが十分に機能するだろう。」


ニコラ「えっ!?ありがとうございます!!」


ハワード「乗り込んでみます。…おいおいおやじ。ずいぶんニコラさんに入れ込むじゃないか。あの頭の硬さはどこへ行ったんだ?」


レーヴェル「…確かに珍しいな。どういう風の吹き回しかな?」


ビアンカ「あんたもフェトル信仰に目覚めたのかい?」


ヘカテー「勘違いするでない。私は多神教だ。…はともかく。礼ならいらん。」GM「デイジーは200G減らしといてね。

デイジー「え、200でいいの?」


GM「だってたぶん今回きりだし。それに私がそのアイディアもらったわけだし。」


2人以外「??」


GM「と言うわけでアナウンス。今回のセッションでは海の上でも大神はフェトルに限り消費MPはそのままです。」


ビアンカ「あー、つまり。デイジーの方を見ますけど。」


デイジー「目が合ったのならばわざとらしくお辞儀します。」


ビアンカ「…パーフェクト従者のせいか。」


ヘカテー「…とまあ、準備は整ったかな?」


一同「大丈夫です。」


GM「じゃあ出航!!と言うわけでマップを用意しました。(挿絵を見てください)」

挿絵(By みてみん)

賓登「何だか頑張りましたって感じのマッゴアッ!?」


GM「人のマップを馬鹿にするのは重罪じゃ。と言うわけで今回の地方のマップです。Tinって書かれているところが拠点で、ここから東へ3日半行ったところに島があると思います。そこが今回の目的地です。で、この↓の1dayの距離は「一般人(移動力14)が1日徒歩で進むことのできる距離」なので今回は移動力は約二倍=2日で到着します。」


ハワード「船員はどんな感じですか?」


GM「皆+村長+村長付きの助手君の計6人です。今舵を取っているのは村長その人で助手君は大砲の整備をしています。」


ニコラ「じゃあ私は軽くお祈りをささげたら見張り台の上に上って…ハープを取り出して適当に演奏しています。」


デイジー「船首付近で見張りをしています。」


ビアンカ「この船ってどれぐらいの大きさなの?」


GM「そうですね。中型って言うにはちょっと小さいぐらいの旅客船程度にはありますよ。」


ビアンカ「GM、釣りしていい?」


GM「えっ。…いいけど。」


ビアンカ「ニッコラちゃーん。釣り教えてー。」


ニコラ「(演奏をやめて)良いよー。」


SM「せっかくだし判定してみます?」


GM「させるつもりでした。じゃあニコラの基準値=フィッシャーマン+器用度Bの半分を達成値に+して平目でどうぞ。」


ビアンカ「それって基準値3じゃ…コロコロ。…あ。」


(6,6)自動成功


一同「…」


SM「おめでとう。本マグロを釣りあげました。」


一同「ええーーーーーーーーーーーーーーーっ!?」


ヘカテー「何事…んなっ!?」


ビアンカ「ヒャッホー、マグロ一本釣りぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」


ニコラ「すごーい!!初めてにしてはとんでもない釣果だー!?」


レーヴェル(船室から出てきた)「すげーなおい!?爺さん、見てるかこれ!?」


ヘカテー「…」


ハワード「…突っ込みどころはどこからじゃ。」


デイジー「…御嬢様の腕もなかなかですが。素人だからと言ってなめてはいけないようですね。」


GM「じゃあ盛り上がりの途中ですが。イベントダイスどうぞ。2d6を。」


ハワード「俺振りますね。コロコロ。6ですか。」


GM「じゃあ…大騒ぎしているところ悪いが危険感知判定じゃ。」


一同「げっ!?」

因みにもとになったキャラは私のGM時代のPLが演じたキャラで印象的だったものを集めてきました。


パーフェクト従者と武闘派巫女さんは印象に強いです。



2014/07/14

感想ありがとうございます!!質問があったので答えさせていただきます。


Q.1 セイラー技能で攻撃するときに関わる戦闘特技は?

A.1 精密射撃、鷹の目、魔法制御、狙撃などなど多岐にわたるので出て来次第解説を挟む予定です。しかしそれらが無くてもセイラー技能さえあれば動かすことは出来ます。また一部は例外でセイラー技能が不要の時、代わりに他の技能が必要な時がありますがそれらも出てきたときに解説します。


Q.2 挿絵を見ました。今回の目的地は右側の小さな島でしょうか?また文字が何て書いてあるかわかりません。

A.2 正解です。右側の小さな島です。フォントが見づらいということでしたが…見づらいですかね?後々文章で紹介する予定なのでそちらも参照して頑張って読んでください。


Q.3 搭載限界数、一般搭載、特殊搭載が曖昧でよくわかりません。解説お願いします。

A.3 説明不足で申し訳ありません。搭載限界数は「同種装備の装備可能限界」を示します。ヘカテーの船であれば「大砲の搭載限界数=3、現在1」です。

一般搭載はいわゆる乗組員の上限部位数です。今回であれば人数は6/30です。

特殊搭載は何らかの特殊能力を持った部位により拡張された人数上限です。船室には特殊能力があるのですが…今回は出番ないと思うので割愛します。

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