第六章:「和の核、連合を煮込む」
帝都・味覇都に進軍する《UFD》――Universal Fusion Dish(世界融合料理連合)。
その中心に立つのは、和ノ宮 梅三郎。もはや彼はただの日本料理人ではない。
世界の料理魂をひとつに束ねる、“世界調理核”。
その証――炊飯器『こしひかり』は今や超高温圧力調理に進化し、一合で十万人を癒すことが可能に!
◆連合の主力メンバー(梅三郎を中心に集う料理騎士団)
アスラン・アリザデ(アゼルバイジャン代表)
必殺技「カスピ海スープ・天翔乱舞」。スープ鍋で殴る。全体にバフ効果。
シルヴィ・ルクレール(フランス料理の亡霊)
復活を果たした元フランス料理王家の末裔。
梅三郎に「ブイヨンの基本を教えてくれた御恩」を抱いて従う。
技:幻のソース“サーブル・ド・ルミエール(光の砂)”で敵の味覚を崩壊させる。
ルチアーノ・ヴェルディ(イタリアの亡霊)
梅三郎の手でトマトスープから蘇った伝説のナポリタン使い。
「君が背負ってくれるなら、パスタも喜んで踊るだろうさ」
モニカ・カルニータ(メキシコ料理)
陽気な爆薬使い。タコスを投げて爆発させる。
「梅サマってさあ、米界のガンジーって呼ばれてるよね?」
◆連合軍結成シーン:連合の魂は"出汁"
敵軍10万、点心軍団が迫る中、梅三郎は静かに皆に語りかける。
「中華料理は強い。だが、味は一方通行だ。上から来る……“帝国の味”だ。
だが我々は違う。“折衷”だ。“調和”だ。混ざり、染み、溶ける……そうして旨味が深まる」
彼は鍋に水を張る。
「ここに、俺の出汁を入れる。
そして、君たちの魂を、順番に煮込んでくれ。
俺たちで、世界の味噌汁を作るんだ」
アスランがスパイスを加え、シルヴィがフレンチブイヨンをそっと注ぎ、ルチアーノがトマトを潰し、モニカが爆発で混ぜる。
鍋の中で、世界が煮えていく。香りが、天を突く。
そして梅三郎は最後に――
梅干しをひとつだけ、そっと沈めた。
「世界の味は、酸っぱいくらいがちょうどいい」
◆究極奥義:
「世界味噌汁結界」
それは食らった者すべてに「なつかしさ」と「母性」を植え付け、戦意を奪う究極の癒し料理。
敵軍十万、ただ一撃で全員が**“実家に帰った気持ち”**になり、戦うのをやめた。
◆決戦への布石
だが中華帝国は屈しない。
帝王・麻辣尊はついに**「白い粉」**を解禁する。
「甘味……旨味……塩味……全部捨てろ。
これからは化学の時代だッ!」
世界はふたたび崩れ始める。
梅三郎たちは知る――次に来るのは、「無味無臭の死」。




