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『覇食の中華 -グルメ・ワールドウォー開戦-』  作者: 南蛇井


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38/41

第十六階層:南米・ジャングルの秘宝庫 ― 熱帯の果実と闘う味覚 ―

【舞台:濃密な熱帯ジャングル、色とりどりの果実が生い茂る】

緑の葉が太陽の光を遮り、湿った空気が肌をまとわりつく。

ところどころに鮮やかな色彩を放つ果実が実り、鳥や虫たちの鳴き声が響く。

ここは味覚のパラダイスであると同時に、未知の苦難が待ち受ける秘宝庫だ。


【ヒカリたちの到着】

ヒカリ(息を切らしつつ)

「はあ、はあ…この湿度、すごいな。まるでジャングルが息づいてるみたいだ」


シノブ(葉をかき分けながら)

「この湿気…果実の熟成に影響がありそうだ。発酵や糖度が変わるんだろうな」


アミーナ(キラキラした目で)

「見て見て!あの赤い実、めっちゃ美味しそう!何の果実かな?」


ガイドのカルロス(ニッコリ)

「それはアセロラ。ビタミンCたっぷりで、味は酸味が強いけど、ジャムやソースに最高だよ」


【調理シーン:掛け合いと料理詳細】

カルロス(小さな火を起こしながら)

「さあ、このアセロラを使ってソースを作ろう。まず、果実を潰して皮ごと煮詰めるんだ」


ヒカリ(疑問を投げかける)

「皮ごと?苦味とか出ない?」


カルロス(うなずく)

「皮には香り成分と渋みがあるけど、煮詰めることでまろやかになる。自然な酸味が引き立つんだ」


シノブ(火加減を見ながら)

「焦げやすいから、絶えずかき混ぜて火を均一に通す必要があるな」


アミーナ(果実を潰しながら)

「ぷにゅって感触がすごい!甘酸っぱい香りが鼻をくすぐる〜」


ヒカリ(鍋を覗き込み)

「だんだんトロッとしてきた…ソースの色も鮮やかに!」


【次はメイン料理、ジャングルのスパイスを活かしたグリル】

カルロス(手際よく肉をスパイスに漬け込み)

「このピメント・デ・チリは辛味と香りが強烈だ。肉に染み込ませて、グリルで焦げ目をつける」


シノブ(にやりと笑い)

「なるほど、辛さのパンチで味にアクセントをつけるわけか」


ヒカリ(火を見つめながら)

「火加減も命だ。強火で表面をカリッと、中はジューシーに仕上げる」


アミーナ(肉の焼ける香りに顔をほころばせて)

「わあ、香ばしい!鼻の奥にスパイスの香りが広がる〜」


カルロス(網から肉を取り上げて)

「これがジャングルの味だ。自然の香りと生命力をそのまま閉じ込めている」


【味見タイム】

ヒカリ(かじって感動しながら)

「うん!表面は香ばしくてピリッと辛いけど、中はしっとりジューシー。スパイスと肉の旨味がすごくマッチしてる!」


シノブ(味わいながら)

「酸味と辛味のバランスが絶妙だ。アセロラのソースも甘酸っぱさで味を引き締めてる」


アミーナ(満足そうに)

「これは確かにジャングルの宝石だね!」


カルロス(得意げに)

「だろう?南米の大地は味覚の宝庫だ。ここでしか味わえない料理を極めよう!」

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