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(仮)高みを目指す冒険者  作者: つるつるりん
3/4

冒険の始まり~冒険者育成学校編~

 冒険者育成学校に推薦してもらうと約束した次の日、すぐにガイ兄から呼び出しがかかった

 ギルドに来いとのことだった

 昨日自分のプライドがズタボロになってしばらくは行きたくなかったが、集合場所が指定されてたので仕方なく行くことにした


 また色々言われるのだろうかと思い、いざギルドに入ってみる

 すると昨日みたいに侮辱されなかった

 呆気に取られていると奥のほうからガイ兄の声がした


「遅かったじゃねえか、待ちくたびれたぞ」


 そこにはガイ兄とローズ姉さんと偉い人そうなギルド員の三人が座っていた

 なぜかそこの一帯だけ人が避けている

 そこの席に駆け寄りつつ、やっぱりガイ兄たちってすごい冒険者だったんだと感心していると紙を渡された


「その紙を読んで承諾したらそこにサインしろ

 下のほうに書いている保証人には俺とローズがなってやる」


 それだけ言われるとガイ兄は酒を注文し飲み始めた

 紙を確認してみると

 冒険者のいろはを教えます

 できる限り新人冒険者たちの手助けをしますが、将来性ややる気を感じられないと判断した場合、即退学してもらいます

 この学校では危険な場所に行く可能性があるのでその時の命は保証しません

 という風なことが書いてあった


 ロイドにとってはいいことしかない

 頑張るのは当たり前だし、冒険者に必要なことも教えてくれる

 命がけは冒険者になると決めた時点で覚悟はしていた


 即刻自分の名前を書き、ギルド員に提出した

 お金はどうなるんだろうと思っていたが、先にガイ兄たちが払ってくれていた

 ガイ兄とローズ姉さんにお礼を伝えると新人向けの学校なので元々お金はそんなにいらないから大丈夫とだけ返ってきた

 しかし、お金はお金、お世話になった分稼げるようになったら上乗せして返すと心に決めた



 この後ロイドは入学の説明を受ける

 ガイ兄たちは自分たちの宿に戻るらしい

 あとは頑張れよとだけ残し帰っていった


 ガイ兄たちが帰った後、心なしかギルド全体がほっとしたようにいつも通りがやがやした雰囲気に戻っていった

 ギルド員に話を聞いていてわかったことだが、このギルド員はここのギルドの副支部長リアリスというここのギルドで二番目に偉い人でびっくりした


 リアリスさんにガイ兄たちのことを聞くとあの人たちはこのあたりじゃ別格

 実力があってカリスマ性もある

 だからギルドではVIP扱いにさせていただいてると返答があった

 で、あなたはあの人たちの何?と聞かれたので俺たちの親代わりとだけ答えておいた


「じゃあロイド君、明日ギルド横の建物に来てね」と言われて解散になった


 一時はどうなることかと思ったが冒険者になるために一歩近づけて良かったと思い帰っていった



読んでいただきありがとうございます

もしこの物語が面白い、続きが気になると思った方はぜひ評価、コメントよろしくお願いします。

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