12話 初依頼
受付へ→冒険者について
「早速依頼を受けようかな。 初心者にお勧めの依頼って何かあるか?」
「Fランクの方は町で受けられる依頼もしくはいつでも受けられる薬草採取かゴブリン討伐ですね」
(ゴブリンってあの初めて戦ったやつか。 薬草も確かこの街に来る途中にとれたな。既に持っているものでもいいのかな?)
「聞きたいことがあるんだが、すでに持っているものでもいいのか?」
「えーとゴブリンや薬草などのいつでも受けられる依頼は申し込まなくても受けられる依頼のため大丈夫ですがそういうもの以外の受注しなくてはいけない依頼は失敗した際にお金を払ってもらうため報酬は受け取れません」
「なぜ失敗した際に金を払うんだ?」
「冒険者が依頼より帰ってこない場合ほかの冒険者へ捜索の依頼を出すためです。」
「なるほど。 じゃあゴブリンと薬草があるんだが出していいか?」
「えっと構いませんがそれらしき荷物は無いようなのですが?」
「ほら」
俺はそう言いアイテムボックスからゴブリンと薬草を出す。
「え? ストレージのスキルを持っているんですか!」
「ストレージ?」
「少ないですがものをしまえる商人としてならどこでも雇ってもらえるようなレアスキルじゃないですか。すごいですユートさん」
(アイテムボックスは神様がくれたものとか結構はいってるし容量は結構多かったしストレージの上位のスキルってことかな? まあばれても面倒だしストレージにしとくか)
「じゃあこの薬草とかは売れるか?」
「はい。 えーと薬草十枚とゴブリン一匹で銀貨四枚になります」
(あ、そういえば効果の価値ってどれくらいなんだ? テンプレだけどやっぱ知らないと生きていくためにつらいよな。 後で買い物でもするときにだいたい何円くらいか見とくか)
「ユートさん依頼を受けられますか?」
「いや、宿も決まってないし買い物もしたいしやっぱり今日はやめとくよ。どこかおすすめの宿はあるか?」
「このギルドから東に行ったところにある門の近くにある龍人の宿というところです」
「龍人の宿?」
「はいこの国全体で広がっている有名なところでこの国でも大きい龍人商会の方がやられている宿で各町に一つは絶対あるというすごいところです」
「へーでもなんで龍人って名前なんだ?」
「龍人の名前はこの国では軽々しく龍人の名前は使ってはいけません。 なので国王から認められたもの以外が使うことは禁止されています。 なので龍人の名がつく場所は絶対的な信頼がおけるんです」
「龍人って種族は存在していたのか?」
「はい。 数千年前にあった龍人の悲劇によってこの国は龍人を信仰するようになりました」
「龍人の悲劇?」
「はい。 とても悲しいお話です。 もしよければその話の本をお貸ししましょうか?」
「ああ。 ありがとう」
ミリンから本を借り俺はギルドを出た。




