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坂本の道  作者: 鈴夜
2/8

冷戦へ

日本は明治維新以降

3度の戦争を経験した

朝鮮問題で起きた

日清戦争、日露戦争

この戦いでは、前者は普通に勝利し、後者は粘った末に勝った

その後、史実では、伊藤博文暗殺により朝鮮併合が起こるが

坂本開発の社員が、暗殺を阻止し

併合は見送られた


第一次世界大戦では、ドイツ領の南洋諸島制圧戦後に、海軍のみで北海遠征を強硬

ドイツは、苦戦しつつも耐えた


その後ロシア革命が、起きたことで

ドイツは西方戦線に集中したが

反乱等でついに崩れた


日本側は、比叡が沈没する被害を受けるも

英仏の信頼を勝ち取った


その後、海軍軍縮が行われるなか

坂本開発が内需拡大政策を行い

四国や北海道を大いに発展させ、東北でも秋田や宮城への投資を行い

内需を強めた

その結果、外需に頼る必要が減り

侵略戦争を控えた


戦艦も、金剛型3隻が除籍後

長門型1隻(ワシントン海軍軍縮協定で、日英同盟存続を条件に陸奥を放棄)

日向型2隻(ロンドン海軍軍縮協定で会議が決裂したため建造)

大和型2隻のみが造られたのみで

空母は 正規空母でいくと

史実の第二航空戦隊に当たる

飛龍、蒼龍

そして、翔鶴型の

翔鶴と瑞鶴

のみが建造された(加賀と土佐と天城と赤城は、建造途中で坂本開発が購入)


朝鮮や満州には、米英に任せており


財閥同士による、カルテルと競争が繰り広げられた


その後、1940年代に、アメリカが台北と佐世保に米海軍基地を置かせろと要求

中国国民党への支援名目で日本に中継基地を求めたのだ


西洋では

英仏ソと独伊による

欧州アフリカ戦争が繰り広げられていた


アメリカは、イギリスにのみ物資支援をしていたが

そのうらで、反共主義の中国国民党への支援もしていた


大日本帝国政府は悩んだ

そして、坂本開発の三代目当主である

坂本龍也に意見を求めた

坂本竜也は、日本でもかなりの海外情勢に詳しい人物であり

その人脈は、初代当主坂本龍馬の息子から受け継がれた


結果、日英同盟にアメリカが入ることを条件に

日英米連合条約という形を提案


アメリカは、上下議会を説得し続け、日英米連合条約にこぎ着けた

しかし、その分、時間がかかり


ソ連が独力で、ドイツ本国を占領し、ナチスドイツは、フランスに逃亡

だがソ連は、一気にフランスに乗り込み

ナチスドイツを制圧し

独ソ講和条約を米英に報告せずに締結

自由フランス政府とオランダ亡命政府はソ連に抗議するも

ソ連は、欧州共産連邦の設立を宣言

スイスは、必死に中立を宣言したが、ソ連の矛先が向けられ、

やむ無く、ナチスドイツから預かった資産を明け渡す形で見逃してもらった


中国では

内陸部に中国共産党が各地で抵抗し

沿岸部では、国民党が米国からの支援で支えていたが

危機的状態であり

この状態で、トルコと中国が共産化した場合

インドにまで共産主義が蔓延し

最悪の場合、ユーラシア大陸から自由という言葉が消える事に繋がる


自由の国 アメリカとしては、社会主義と共に排除する必要のあることだった


続く


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