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メガネ男子、担ぎ上げられる

 ……どうしてこんなことになってしまったのだろう?

 思ったって、どうにもならない。


 メガネ男子はモテると何かで読んだ僕は、早速街へ出て購入してみた。

 するとどうだろう。見る見るうちに異性が……異性のみならず老若男女が、僕の元へ殺到し始めたのだ。

 まさかここまでメガネ男子が人気だとは……と驚く暇も無かった。

 彼女らは僕を担ぎ上げると「らっせーらー! らっせーらー! メッガーネー! メッガーネー!」と掛け声をかけながらお神輿状態。


 結果、現在こうして神社に奉納されることになったというわけです。

「どうしてこんなことになってしまったのだろう?」

 呟いたってどうにもならない。

 お賽銭を入れてくれたら、メガネをかっこよく「クイッ」と上げるしぐさをするのが、今の僕の仕事です。

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