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超時空超越超少女ちゅろのん

【前回までのお話:坂下美浦は人生の酸いも甘いも噛み砕いた高校3年生。クールな日常生活とは裏腹に謎の組織「何とかかんとか(注:ちゅろのんは覚える気が無いよ!)」の怪人が出てくると何だかよくわからない理論で変身! 走らなくても時を越える超時空超越超少女ちゅろのんに変身するのだ! 以上!】


「うははは! ちゅろのん! 今日こそ貴様を青山の墓地に叩き込んでやる!」

 何故だかわざわざちゅろのんのお墓を青山に購入してまでやって来た怪人はそう叫びました。

 対するちゅろのんは「私は家族と同じお墓に入りたいので断ります」と言うなりジャンプ!

 しゅおん。

「き、消えた!?」

 しゅたん。

「と思ったら出てきて着地した! 一体何がしたいんだ!?」

 困惑する怪人に、ちゅろのんは嫌いな物理の担当で、しかも担任でもある大嫌いな小石先生でも見るかのような目を向けながら言い放ちました。

「たった今、あなたの五代前の御先祖を生まれてくるなり惨殺したわ。ちなみにそのシーンは放送倫理的にカットよ!」

 こう見えて子供にだけは優しいちゅろのんの夢は保母さんなのだ!

「歴史が変わってあなたの存在が消えるまであと5秒」

 敵は「え?」という表情で茫然自失。「それ卑怯」と言い切る前に消えてしまいました。

「さあ帰ろ」

 誰もいなくなった空間を凝視しつつ、これがあの担任だったらどんなに愉快なことだろうとひとしきり夢想したちゅろのんは、嫌な笑みをひとつ浮かべるとそう呟いて家路につきました。

 ……というわけでちゅろのんは今日も今日とて能力最大活用。敵の先祖を抹殺するのでした。

 おしまい!

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