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夢枕に絶つ
或る晩、ふたりの敬虔な信者の夢枕に、神様が立ちこう言いました。
「あなたはこれから○○教に改信なさい」
目が覚めた時、あれは悪魔が見せたものに違いない、主がそんなことを言うはずが無い、と従わなかったひとりは天罰を受けて命を落としてしまいました。
主がそう言うのであればと素直に改信したひとりは、敵対する宗教へ寝返った背信者として教団に殺されてしまいました。
その結果、教団は天罰を受けて潰れました。
それらを終えた神様は、ぽつりとひっそりこう呟きました。
「やれやれ、これでようやくやり直しが出来る」




