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海のように深く  作者: 心雨
第2章
7/7

春学期はようやく終わった

天気がだんだん熱くなって、時間は7月の末頃に迫りました。亮はずっと家にこもっていました。毎日自室にこもり、コンピューターの前に座りぱっなしでした、唯一ごはんの時だけ、階段を下りて、下のリービングに来ていました、でも絶対静香と健に口利きはしません。ただ、高橋先生とのゼミは欠かさずやっていました。7月最後の日、静香は我慢できず、高橋先生にメールを送りました

「高橋先生  

長いですね、春学期、ようやく終ろうとしています。この3か月間、亮もできるだけ頑張りました。親として傍で見ていて、何も手伝うことができない自分は悔しいです。でも亮は何とか自分と戦い、病気と闘い、時々落ち込みますけど、ようやく講義が全部終わり、レポートも一応全部出しました。私はホっとしました。先生の感覚はどうですか?亮のゼミの様子は?これからゆっくり休んで、次の秋学期に備えます。夏休みは少し旅行も考えています。亮の負担にならない様に、来年の秋に卒業してもいいと思います、先生はどう思いますか?-

 本当にありがとうございました。亮の指導教官は先生でいてよかったです」

 その後、高橋先生のメールが返しに来ました

「陳様 

メール拝見しました。亮君は休むことなく私とのゼミを続けてこられました。毎回、オンライン会議システムで直接話をしますが、私の目からは元気に過ごしておられように見受けます。

実は、8月4日(火)15時に、大学で亮君と二人でリアルゼミを行う予定です。コロナウイルスのことが少し心配な状態になってきましたが、亮君は楽しみにしておられるようで、予定通りゼミを行う予定です(もしお母様は心配で行かせたくないようでしたらご連絡ください。保護者の承認は必須ですので、中止することにします)もし予定通り火曜日にゼミができましたら、その後は1回やるかやらないかぐらいでちょうど切りのよい所で、夏休みに入ろうと思います。私もお母様と同じ意見で、少し休んだほうがいいと思います。

ただ、亮君は現在とても頑張っているのは、当然ながら数学科を卒業するための学習にあると思います。そのためにも頭を休めて、再び気力体力を充実させて、今年度の後半に臨むのがいいですが、そこで、休みの間、別のことに気回って、本当にリラックスできるように、ご両親には気を付けていただければと思っております。

そして、亮君と私で相談して、休みの予定を立てようと思います、なるべく長めに休みを取るように私からも勧めます。ゼミ再開の日程を決めておくことで、彼に明確なオンとオフを認識しておいてもらおうと思います。あえてゆっくり単位を取って、お母様がおっしゃるように来年の秋でもいいと思います。そして元気な具合によって、就職活動をそのあたりから始めるというのがいいかもしれません。

ただし、このことも、彼が今目標としているのはおそらく今年度卒業で、そこをご両親あるいは私が無理やりに奪うような形にならないように気を付けなければならないと思います。もし、今年度後半に、卒業単位が揃いそうな見込みが出ましたら、私からも彼とゆっくり相談してみようかと思います。

以上、彼の日常のほんのごく一部しか拝見できない中での、私の感想や考えとなります。あまりまとまりがなく、すみません。お母様に置かれましては、常日頃何かと心配されておられると思います。もし、気を付けるべき変化を亮君に感じましたら、いつでもご連絡ください。」


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