息子は急にうつになりました
それは2020年3月の中旬のことでした、初春の暖かい風が窓から入り、静香の顔をゆっくりと撫でていました。静香は窓前のテーブルの傍で一冊医学書を読んでいました。天気がとてもよくて、太陽がキラキラして、静香の心もこの春の天気と一緒に踊っていました。
この時、ドアが開いて、夫健の顔が伺いました、夫の顔が何か緊張していて、静香を見つかるとすぐに言いました「来て、亮がおかしい」。何かあるかと静香が目を本から離れて、一瞬亮が風邪でも引いたかなと思いました。でも健の顔が歪んでいました、何か大事になっていたと静香はすぐ感じました。
健の後について亮の部屋に行くと、亮はベッドの上に寝ていました。目の中に光がなく、茫然していて、涙が流れていました。「どうしたか?」静香が驚いて聞きました。亮はいつもとても優しい子でした、勉強も頑張っていて、親には何にも心配をかけない子でした。「どうしたの?」静香は亮の傍に腰を下ろして、もう一度聞きました。静香は医者です、だからただ事じゃないのはすぐ感じました。亮は静香を全然見ていなく、目は死んだ魚の目でした。静香は健に目を移って、健は小さい声で言いました「最近おかしかった、もう何日も寝ていないみたい」静香はめまいを感じました、この状態、医者の彼女はすぐ分かりました。うつ病です。それに結構重いでした。「なぜ?なぜ早く私に言わないの?”」静香は健を責めました。「あなたは毎日忙しそうだから」健は小さい声で言いました。静香は彼の話を聞かず、すぐ亮の背中をさすり、言いました「亮、大丈夫です、ママがいます、私たちすぐ病院に行きます」。亮は何も言わず、ただ涙を流しました。
亮の部屋から出て、静香は冷静でした、「どうしてこんな状態になったの?」彼女は健に聞きました、健は頭を左右に振って言いました「分かりません、あの子は何も言わないから」「学校で何があったか?」静香聞きました、少し考えて彼女は決断しました「とりあえず学校を休みにして、心療内科に受診しましょう」
彼女はすぐ病院を探し始めました。彼女は透析クリニックの院長です、精神科は専門ではないけど、うつ病の患者を接触したことがあります。あの患者は夜中に3階の病室の窓から飛び降りして、自殺を図りました。幸い3階ですので、命は取り留めましたが、気胸、血胸になり、転院になりました。この事で静香も相当ショックを受けましたが、同時にうつ病の怖さも十分分かりました。メンタルクリニックはいっぱいありますが、どれが良い先生なのかは分からなく、亮のことですので、いい先生に見てもらいたい一心でした。何か所を比べて、静香はようやく一つの病院を決めました。病院は静香のクリニックの近くにあり、院長先生は開業前大学病院の精神科の教授でした。写真も見ました、結構優しそうな先生でした。静香はすぐ電話をして予約の日時を聞きました。電話向こうの看護婦も緊急性を感じすぐ予約を取ってくれて、明日受診することになりました。
静香はまた亮の傍に戻って、亮に言いました「亮、ママは病院を見つかりました、明日受診しましょう、大丈夫、すぐよくなるから」
でも、静香は知らなかった、大変な戦いは始まりました。




