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猫の額ほどの土地

作者: 柊鏡

 東京の家は、と、少なくとも、ハッチだ

 田舎町、きっとガレージがたってるくらいの、ハッチだ

 

 米粒には、神さまが何人かいるらしい

 酷い話

 米粒には、神さまが何人かいるらしい、けど


 ちょっと考えて、

 ねぇ、あそこの猫をみてみてよ

 額がない

 ないよ、額

 あーあ

 あーあ

 あーあ

 あーあ

 やっちゃったね


 犇いてる米粒ほどの土地

 そこにすんでいる神さまに

 感謝ないといけない

 そう、感謝だ


 神さまが、んなせせっこましい土地に蟄居してるから

 人間が山の海も、林野も闊歩に跳梁していける


 いのりたまえ

 そこにいるのは、まねこねこ

 おお、

 なにをまねいてる?


 額ほどの土地をまねいてるのさ

 あーめん にゃーめん 焦げソーメン

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