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人類最強の二度目の人生〜やっぱり俺が一番!〜  作者: 霊元
第参章 魔法学校ニテ
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11話 実技テストⅠ


「さて、次は実技だな。今日は晴れてるし、コンディションも良いから一番の自分を出せるかもな。」


“そういえば、ナナはどうしたんだろう。”


ラインは辺りを見回した。


“どこにもいねぇ。教室で寝てるんじゃねぇだろうな。”


「まぁいっか。ナナなら大丈夫。」


“今はまだ魔法を使いたくないし、大丈夫である事を祈ろう。”


「にしても広いなあ。」


“恐らく学校の校庭的な所であろう。かなり広く、芝生という、何とも素晴らしい校庭だ。前世の時は全くそういうのが無かったしな。”


「おっしゃあ!!気合入れてくぞ!!」


ラインは両頬をバチコン!!と叩き気合を入れた。


周りからは変なやつだと、思われたに違いない


*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*


「さあ!実技テストを始める!」


ハフソー・ビョルンソンくらい、がたいが良いおっちゃんと、少しシュッとした女性が監督らしい。


「名前を呼ばれた人は前に出てきこい。呼ばれた人は、俺と剣で勝負だ。大丈夫。お前らはまだまだ雑魚だからよぉ。手加減してやる。」


おっちゃんが少し笑いながらそう言った。


“めっちゃ舐めてるな。まぁ仕方ないだろう。あの人は35歳辺りだが、俺らは12歳。舐められて当然だ。”


「それでは、『ナナ』さん。前に。」 


「はい!」


左奥の方からナナの声が聞こえた。全く緊張しているようには見えない。むしろ楽しそうに、満面の笑みで前へ一歩ずつ、歩んで行く。


“何や。あいつ、おったんかい。”


「おぉ〜おぉ〜。随分と細い身をしてるな。大丈夫だ。ちゃんと手加減してやるから。」


「・・・」


ナナは黙り込んでいた。集中しているのか定かでは無いが、監督の言う事を無視している。


“まじで、あのおっちゃんウザい。手加減するとしても、黙ってやれよ。何、自分は強いアピールしてるんだ。”


「それでは、始め!!」


「お嬢ちゃんからかかってきて良いよ。どうみても弱そうだし笑」

 

“あいつ……ぶった斬ろうかな…!?悪役みたいな事、言ってるじゃん。それに、ナナは普通に強い。”


「ん〜。」


ナナはめちゃくちゃ悩んでいた。これでもかってくらい、考え事をしていた。考える人もびっくりだ。


「剣ってどうやって使うんですか?」


「え?笑」


“え?”


周囲がざわめきだした。小学校の朝礼並だ。


「実は、剣を使った事が無くて……笑」 


「はぁあ!?」


思わず声が出てしまった。周りの奴らは笑っている。


“おいおい。大丈夫なのかよ……?”


______________________

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