00話 転生
この世界には最強の魔法使い・剣士の、ラインという人がいた。彼は誰よりも強く正確で、判断力に長けていた。
彼にはハルという友人がいる。ハルは所謂、剣士というやつでラインと唯一互角の強さを持つ人だ。
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「ダメだ……」
彼の周りには、約1000体の魔物が倒れていた。これらの魔物は、別の世界で魔王となるような強さだ。
“やはり、この体ではもう限界なのか…?これらの魔物程度を倒すのに、10分くらいかかってしまった。”
彼の見た目は20代だが、実際は500歳を超えている。普通、平均80歳が寿命なのだが、彼は魔法を使う事により、その壁を壊した。
「くそっ!この魔法陣も完璧に展開出来ない。ダメだ…この体では、これ‘‘以上’’の力が見込めない。仕方ない。転生するか。」
「転生か……俺はまだやりたい事が沢山あるから、転生はしないでおくよ。俺はこの体、結構気に入ってるんだ。」
ハルは何故か複雑な表情を浮かべて言った。
「まぁ来世で会おう。」
そう言って、俺はその場を後にした。
“結構複雑だなぁ……次の人生は、もっと良い"水晶"の色が出る事を祈るか…”
「よし!出来たぁ……次の人生に期待だな…」
暗い闇に飲み込まれた後、強い光に包まれた。
ラインの人生は幕を閉じた…
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最後まで見てくださり、ありがとうございました!
これは序章ですのでとても短くなってしまいました…
まだまだ書くのでブックマークと評価、お願いします。